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プルサーマル計画に関する青森県視察調査報告


プルサーマル計画に関する青森県視察調査報告

2008年8月18日   
民主党北海道調査団

 民主党北海道は、泊原子力発電所3号機で予定されているプルサーマル計画に係わる調査団を編成し、8月12日〜13日に青森県大間町の原子力発電所、及び同県六ヶ所村の原子燃料サイクル事業を視察調査した。
 調査団のメンバーは、佐野法充・民主党北海道幹事長はじめ、岡島光行・同副幹事長、松井豊・同企画局長、市橋修治・第4区幹事長、板倉一幸・第8区幹事長、道畑克雄・同副幹事長の6名。


 大間町では、電源開発株式会社が平成24年3月に運転開始を予定している新原子力発電所【フルMOX燃料・改良型沸騰水軽水炉(ABWR)】の建設状況を視察。
 大間原子力発電所は、平成11年8月に計画が認められ、平成20年5月に着工。出力は、全国最大の138万3千`ワット。全炉心でMOX燃料を利用するにあたり「十分な安全性を確保するため」以下のような設備上の設計対応がなされるという。
@ ホウ酸水注入系の容量増加(原子炉停止能力を高める)
A 一部の制御棒の中性子吸収効果増強(原子炉停止能力を高める)
B 主蒸気逃がし安全弁の容量増加(異常時の原子炉圧力上昇を抑制)
C MOX燃料自動検査装置の採用(作業員の受ける放射線量を低減)
大間原子力発電所を視察


 六ヶ所村では、日本原燃株式会社の原子燃料サイクル事業の現状(ウラン濃縮工場、低レベル放射性廃棄物埋設センター、高レベル放射性廃棄物貯蔵管理センター、使用済み燃料受け入れ貯蔵施設、再処理工場、MOX燃料工場建設状況など)を視察。
 全国の原子力発電所から発生する使用済み燃料を再処理する工場は、現在、試験運転中で、近く本格稼働へ。MOX燃料工場は、昨年7月に着工し、平成24年10月に竣工の予定。
 再処理過程で発生する高レベル放射性廃棄物については、ガラス固化体にして貯蔵管理する予定。その貯蔵管理センターでは、現在、フランスなどから返還されたガラス固化体1310本が貯蔵され、最終処分場の決まるのを待っている状況。貯蔵施設は「あと30〜40年もすれば満杯になる」という。
六ヶ所村にある電源開発を視察


 調査団は、大間町及び六ヶ所村における原子力施設の視察を終えた後、民主党の青森県連を訪れ、今博・県連幹事長や田名部定男・県議と地域のエネルギー政策などについて懇談。それぞれの地域事情を把握する中で、意見交換をすすめ、今後は、東北圏と北海道の交流を促進し、様々な分野で連帯していくことを確認した。
民主党青森県連にて意見交換


以 上   

調査報告書のPDFファイル

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