| (1)公約達成の状況等について |
| ○ |
何が順調に進み、何が思うように進んでいないのか。 |
| ● |
全ての項目に着手しており、活性化に向けた動きや活動が芽生えつつあるが、経済や雇用、地方行財政などに多くの課題を抱えており、引き続き雇用創出や産業活性化、北海道らしい自治のかたちの実現、道庁改革に不退転の決意で取り組む。
|
| (2)財政立て直しプランについて |
| ○ |
プラン破綻に至った、自らの責任を含めた認識は。 |
| ● |
老人医療費負担金増はプラン策定時に見込み得なかったため収支不足が拡大した。集中対策の前倒しや更なる施策の見直しによる財政の立て直しが私に課せられた責務。 |
| ○ |
収支不足の拡大要因となった予想を超えるものとは何か、予想の違いは何故生じたのか。 |
| ● |
臨時財政対策債減に対し道税収入の伸びを見込めなかったことや、警察官増員と学校共済の掛け金率改定による人件費増、入院医療費の増加や地方消費税収変動など、プラン策定時に見通しを立てることは難しかった。 |
| ○ |
再プラン策定にあたって道民と協働でつくり上げることが必要だ。 |
| ● |
道民の声を十分勘案するとともに市町村や関係団体にできる限り理解を得るよう努め、18年度予算編成方針策定時までに取りまとめる。 |
| ○ |
財政立て直しの決め手は人件費とする発言は、真剣な議論に与える影響を危惧する。 |
| ● |
人件費削減は避けて通れないことであり、財政の現状や行政改革の必要性について理解を求める。 |
| ○ |
財政状況の悪化要因は国が打ち続けた景気対策に道が追随してきたこと、国が財政再建のツケを益々国民・地方に押し付けていることであり、プラン改定にあたっては国の地方財政対策の的確な予測が重要。 |
| ● |
地方交付税に多くを依存する道財政は国の影響を大きく受ける歳入構造にあることから、あらゆるルートを通じて情報収集を行いプランのローリングに反映させる。 |
| (3)17年度予算案について |
| ○ |
知事は重点的・効率的に配分したと言うが、従来の縦割り事業がまんべんなく縮小し並べたものであり、選択と集中の視点は全く見えない。 |
| ● |
事業評価で捻出した財源をもとにブランドづくりや未来づくり、暮らしと経済の安全・安心確保を図る取り組みを重点的に進めるための必要予算を計上した。 |
| ○ |
国の地方財政計画をどのように評価するのか。 |
| ● |
一般財源総額が前年度並に確保されたことや三位一体の影響額も財源措置され一定の評価をするが、道税収入の伸び率が地財計画の半分程度しか見込めず厳しい結果。 |
| (4)公益通報制度について |
| ○ |
業務改善提案・通報制度の整備だけでは効果と実効性に疑問があり、再発防止策に関する知事の決意が希薄だ。 |
| ● |
効率的で公正な職務執行の確保と不祥事の再発防止のため、職員が課題や疑問、提案や通報できる仕組みとして要綱の整備を行なった。 |
| ○ |
倫理条例で通報者の一定の保護規定を定めているにもかかわらず、内部通報については要綱としたのはなぜか。 |
| ● |
条例・規則にて法令遵守を規定しているにもかかわらず不祥事が発生したことを重く受け止め、法の枠組みや他府県の制度等を踏まえ、要綱で整備した。 |
| (5)全国知事会長選挙について |
| ○ |
誰を支持したのか、その理由は。知事は中央と闘うパワーを会長の資質に挙げたが麻生福岡県知事に対する評価と認識は。。 |
| ● |
知事会の三位一体改革研究会メンバーとして地方意見を取りまとめに当たった増田岩手県知事を支持した。新会長は強いリーダーシップと優れたマネジメント能力を持ち、分権改革に熱心であり、手腕や人柄など尊敬している。 |
| ○ |
知事が新会長に求めた中央と闘う戦略とは何か。三位一体改革への今後の対応は。 |
| ● |
国との協議の場の制度化や政府の意思決定機関への参画など一致団結して取り組む必要があり、第二期改革に向け六団体が議論を深め結束していくことが重要。 |
| (6)地域主権の確立について |
| ○ |
知事は16年度を道州制元年と位置付け積極的に発信するとしたが、その取組みの総括と、潜在力を開花させ自立へステップするとした公約は達成できたのか。 |
| ● |
特区に向けた国への提案やセミナー開催、知事会での議論の積み重ねなど全国発信に努めたことから民間や他府県から提言があったなど、一層の取組みが地域の自立意識や潜在力の活性化につながる土台になると考える。 |
| ○ |
道州制・道州制特区の今年度の課題・目標について皆目メッセージが伝わってこない。ビジョンと展望、ロードマップを明らかにせよ。 |
| ● |
メリットを実感するため特区推進を国に求めるとともに、道から市町村への事務・権限移譲の促進や地制調・知事会へ意見反映、各地域での意見交換を積極的に行なう。 |
| ○ |
今年の道政執行方針から道州制の先行実施に向けた取組みが抜け落ちたのはなぜか、国との協議の中で位置付けの合意はされているのか。 |
| ● |
方針では道州制特区や市町村への事務・権限移譲を具体的・実践的に取組むとしており、国に対しては推進体制の早期整備を引き続き働きかける。 |
| (7)北海道における「自治のかたち」について |
| ○ |
「自治のかたち」をつくり上げるためには市町村関係者はもとより学識者や経済界、労働界や女性、若者など広範な道民が参画する新たな円卓会議と、専門家による検討会議設置などで、広く議論を尽くすべきだ。 |
| ● |
検討の過程で「北海道・自治のかたち円卓会議」の意見や市町村との意見交換、パブリックコメントを実施しており、今後も幅広く道民の意見や提言を頂く。 |
| ○ |
知事は自らの選択と決定による地域主権確立が重要とするが、市町村の選択肢がなぜ合併しか用意していないのか。様々な視点を盛り込んだ北海道らしい自治のかたちを構想すべきだ。 |
| ● |
合併構想策定にあたっては有識者による審議会での十分な検討とともに、市町村とも議論を深めたい。 |
| (8)市町村との関係について |
| ○ |
道が合併を推進してきたにもかかわらず、合併が遅々として進まないのはなぜか。 |
| ● |
全国と比較し進展しない要因として広大な面積や合併後の地域間格差への懸念があると受け止めるが、地域の将来に向けた議論が深まるよう一層積極的に取組む。 |
| ○ |
現法で合併が進まなかった理由・原因の徹底した分析抜きに、合併構想の策定に着手すべきでない。 |
| ● |
これまでの協議状況や協議会設置に至らなかった要因・実情の的確な把握に努める。 |
| ○ |
合併新法に定める勧告権に対する見解と対応方針は。 |
| ● |
最終判断は地域住民の意向を踏まえ自主的に行なうべきとの考えに変わりはないが、協議が円滑に進むよう地域実情を踏まえた協議会設置勧告も含め、積極的役割を果たす。 |
| ○ |
合併構想の中に人口規模基準を盛り込むことを検討するのか。 |
| ● |
望ましい基礎自治体のあり方について、分権型社会の下での果たすべき役割や規模と体制など幅広い観点での議論が必要。 |
| ○ |
合併問題で疲弊している市町村に対し支庁制度改革や事務・権限移譲について意見を求めても余力は残されていない。十分な時間的余裕を保証すべきだ。 |
| ● |
市町村の意見を踏まえ更に検討を進め、年度内を目途に移譲方針を策定したいと考えており、策定後は協議が整ったものから順次移譲したい。 |
| (9)支庁制度について |
| ○ |
改革プログラム案には02年策定の方針にあった政策を実施する総合的出先機関としての位置付けが欠落しており、組織機構の簡素化・効率化ばかりに力点が置かれている。プログラム案は方針と断絶したものなのか。 |
| ● |
方針を基本に実施計画として取りまとめたものであり、地方分権に伴う将来の支庁の姿を明らかにし、地方分権改革と行財政改革の視点を持って改革を行なっていく。 |
| ○ |
方針で追求してきた政策の総合的推進が、プログラムでも実現できるのか。 |
| ● |
住民に最も身近な市町村が行政サービスの中心的役割を担えるよう事務・権限の移譲を進め、体制の充実に応じ将来的には最小限の道州行政執行を担う出先機関となる。 |
| ○ |
自立を選択もしくは選択せざるを得なかった市町村にとって、プログラムと事務・権限移譲方針のセットでは自治体経営は厳しく、明らかに市町村との協議不足だ。 |
| (10)産業活性化プログラムの取り組みについて |
| ○ |
プログラム関連事業の執行の成果についての認識と見解は。 |
| ● |
食品加工分野や地域の観光ビジネス、経営革新に取組む企業の増加など、成果が生まれている。 |
| ○ |
18年度までの事業化達成企業数を100社と目標設定しているが実績は16件であり、相当なテコ入れをしなければ目標実現は厳しいと予測せざるを得ない。 |
| ● |
IT企業の開拓に向けた企業間連携の促進やバイオ研究の支援などで、目標達成に向け取組みを進める。 |
| ○ |
厳しい財政状況の中で効果的・効率的執行を強調しているが、16年度に比しての事業数や予算規模の状況は。選択と集中の視点はどのように反映されているのか。 |
| ● |
事業数はほぼ同数・予算規模31%増であり、ソフトランディングや花観光など挑戦する企業やブランド創出などの戦略分野振興の事業に集中的予算配分をした。 |
| (11)企業立地促進条例の見直しについて |
| ○ |
増設補助削減に対する経済界の反応は、パブルックコメントでは反対・慎重対応と厳しい意見だったが、道の意見聴取に応じたのは3団体、市町村の9割が意見なしと低調であり事前周知の取り組みに問題はなかったのか。 |
| ● |
経済・業界団体への説明・意見交換会議開催のほか主要団体や商工業振興審議会に対し個別説明した。市町村に対してはブロック別説明会と文章での意見紹介に努めた。 |
| ○ |
道は経済団体側からやむを得ないとの意見を得たと言うが、経済界の反発の強さから決して理解された状況にないと考える。信頼が損なわれることはなかったのか。 |
| ● |
今後とも一層連携・協力し合いながら、誘致活動に取組むことで意見一致した。 |
| ○ |
大きな雇用創出効果を上げてきた増設補助金を引き下げる影響と財政再建への効果を、どのように分析して判断したのか。 |
| ● |
総合的に分析し提案したが、有効な施策であることからマイナス影響が最小限に止まるよう1年の経過措置と中小企業の特例を設けた。 |
| (12)農業問題について |
| ○ |
GM作物栽培規制条例の理念からすれば、消費者・農業者の理解が得られるまで試験研究の開放系に対しても商業用一般栽培同様の厳格な規制を行なうべきであり、周辺住民への説明義務にあたっては理解・同意を含めるべき。 |
| ● |
届出制であっても一般栽培同様、安全・安心委員会にて審議を行ない、必要と判断した場合の改善指導で安全・安心は確保できる。説明会においても同様に調査・審議のうえ必要な場合は改善指導を行なう。 |
| ○ |
新たな基本計画における認定農業者等の決定にあたっては、実情に即して地域が選定できるよう強く国に訴えるべき。 |
| ● |
一律基準での選定ではなく農業者の意欲や能力を尊重した仕組みとなっていることから、できるだけ多く認定農業者として育成・確保する。 |
| ○ |
直接支払い制度は明確な基準のもと、環境保全型農業実践者を広く支援すべきとして早急な本格実施を国に求めるべき。 |
| ● |
これまでも減農薬・減化学肥料栽培や有機栽培に取組む農業者に対する直接支払制度の創設を提案しており、今後とも強く求めていく。 |
| (13)道緊急間伐推進計画について |
| ○ |
CO2吸収減としても森林整備は重要であるが、道の推進計画の達成状況と次期対策事業に対する考え方は。 |
| ● |
5年計画最終年の今年度末で目標量25万haの9割を実施してきた。次期計画では新たに搬出経費の支援などで一層推進する。 |
| (14)地域医療対策について |
| ○ |
医師派遣窓口一元化の進捗状況と、来年度に向けた派遣要請に対する各大学の対応見通しは。 |
| ● |
札医大は昨年1月、旭川医大は4月、北大は6月からそれぞれ実施、来年度に向け共通の手続きとスケジュールの統一を行い、継続分は概ね対応する見込み。 |
| ○ |
財政再建のみを背景とした難病対策事業費の縮減は中止・撤回すべきだ。 |
| ● |
患者団体や関係団体から一定の理解を得られたと考え、見直し案に基づき新たな対策を実施したい。 |
| (15)札幌医大の地方独立行政法人化について |
| ○ |
大学改革の視点よりも行政改革・効率化の視点が指摘されている。 |
| ● |
一層の活性化と魅力ある大学づくりへと改革を加速するため法人化を目指したものであり、法人化後は中長期的なコスト低減が期待できる。 |
| ○ |
19年移行と制約された期間・人員体制では不十分な議論、拙速な結論が懸念される。 |
| ● |
先端医学研究や地域医療への貢献などの役割を十分果たすため、大学側と十分連携し移行準備を進める。 |
| (16)環境問題について |
| ○ |
知事の描く産業廃棄物に係る税制度とは資源循環型社会形成と環境産業にいかなる誘導効果をもたらすのか。経済・業界団体との協議の進捗状況と、導入に向けた工程は。 |
| ● |
循環型社会形成に向けては廃棄物の排出抑制・減量化、リサイクル研究開発など総合的に進めることが必要であり、有効な手段として税制度の導入を検討しており、引き続き関係団体等の理解を得られるよう努める。 |
| ○ |
環境立県を目指す北海道の知事として、環境税導入の世論を地域から醸成するため、全国知事会などでリーダーシップを発揮すべき。 |
| ● |
環境税は地球温暖化防止対策として有効であるとの認識の下、知事会などと連携し国に対し仕組みや活用の方策の検討など創設に向け要望する。 |
| ○ |
知床世界自然遺産登録に関しIUCNから届いた2度目の書簡の内容に対する見解と、漁業者など地域住民の理解を得るための今後の取り組み姿勢は。 |
| ● |
知床は自然環境と漁業活動が共存してきた海域をIUCNとしても将来にわたり持続されるよう再度、見解を求めたと理解しており、国とも連携して地元関係機関・団体と協議を行い、期限内に適切な回答が出せるよう取組む。 |
| (17)平和問題について |
| ○ |
在日米軍再編に関わって、現時点で移転受け入れの打診があったのか、仮に打診があった場合は受け入れ拒否の意志を明確に表明すべきだ。 |
| ● |
これまで打診された事実はなく、仮にその様なことがあれば現時点で受け入れ難いと言わざるを得ない。 |
| ○ |
米海兵隊の射撃訓練の9月実施が公表されたが、9年間で8度目の実施は正に固定化以外の何ものでもない。訓練の受け入れ拒否など強い態度を示すべきだ。 |
| ● |
将来にわたって固定化されないよう機会あるごとに国に申し入れており、今後も誠意ある国の対応を引き続き求める。 |
| (18)北海道新幹線について |
| ○ |
知事は鉄道・運輸機構を訪ね道内側工事の重点整備や道内企業優先活用を要請したと聞くが、要望内容の見通しと今後の課題はなにか。 |
| ● |
道の実情は理解いただいたと考える。今後は完成時期の前倒しと札幌までの早期着工・完成に向けた取組みを行う。 |
| ○ |
今後はどのような体制で地域への情報提供や地域の取組みを推進するのか。 |
| ● |
新年度に渡島支庁に専掌部門を設置するとともに道南圏地域での検討の場を設置し、地域活性化方策の検討を行なう。 |
| ○ |
五稜郭から木古内間が並行在来線として経営分離されるが、将来に遺恨を残さない結論を導かなければならない。 |
| ● |
地域住民の足確保に最大の力点を置き、関係市町村と調査・検討を行ない総意による方向性を定める。 |
| (19)教育課題について |
| ○ |
中山文科大臣は学習指導要領の全面見直しに言及したが、学校5日制や総合学習の成果と問題点を検証しないままの安易な見直しは混乱を招くばかりと考えるが、教育長の見解と成果について伺う。 |
| ● |
国際的な学力調査の結果などを踏まえ検討を求めたものと受け止めている。学力低下のとのかかわりを懸念する声も聞かれるが、豊かな人間性や学ぶ意欲、主体的判断力等が育成されるよう引き続き取り組む。 |
| ○ |
政府は小学校内殺傷事件を踏まえ学校の安全対策強化の考えを明らかにしたが、教職員の防犯訓練や地域ぐるみで子どもを守る取組みを中心にした対策が必要だ。 |
| ● |
危機管理マニュアルの作成や防犯訓練の推進、安全読本や防犯資料の作成、安全研究協議会の開催で地域ぐるみの取組みを行なうなど、対策の更なる充実に努める。 |
| (20)公安問題について |
| ○ |
我が会派が求めた予算執行の改善措置状況は。 |
| ● |
多くの改善策が実施されており証拠書類検査でも適正な執行が確認されている。検討会議にて取組みの効果や更なる取組みの必要性について検討を行なっている。 |
| ○ |
確認監査での捜査協力者への道警の協力姿勢は従前の域を一歩も出ておらず、厳格な確認監査は期待できない。この間、知事が取った協力要請内容とその効果・成果は。 |
| ● |
確認的監査に全面協力を要請しており、必要な対応がなされていると聞いている。 |
| ○ |
新年度予算額は前年比で単純マイナス5%であり厳格な査定とは言い難い。知事はどのような観点で査定に臨み、最終判断したのか。 |
| ● |
一連の経過を踏まえ厳しい方針で臨んだ。直近の執行状況を勘案し5%マイナス、2年連続の大幅削減とした。 |
| ○ |
議会議論にあった項目が進行中の確認監査に含まれているのか、確認監査の達成目途・進捗状況についての代表監査委員の所見は。 |
| ● |
特別調査結果報告の金額、道損害額の妥当性について検証、処理状況報告での道警の調査方法や裏付け証拠を確認しており、道警の全面協力を前提に年度末を目途に結果を取りまとめたい。 |
| ○ |
道警の特別調査報告と監査委員の特別監査報告に大きな食い違い・差異をどう受け止めたのか、説明責任のあり方、警察本部長への指示内容含め公安委員長の認識は。 |
| ● |
調査の観点・目的・手法・判断基準の違いから生じたともの承知、道警に対し補足調査の実施・結果報告を指示、逐次報告を受け、監査委員に対しても報告したと承知する。 |
| ○ |
確認監査に対する協力体制のあり方についての公安委員長の見解は。 |
| ● |
監査が円滑・的確に実施できるよう特段の配意が重要であり、知事にもこれら内容の書簡を届けた。 |
| ○ |
幹部職員の責任・処分のあり方に対する公安委員会の議論経過と公安委員長の見解は。 |
| ● |
国家公安委員会に関係職員の然るべき処分を検討するよう意見具申するとともに、道警の処分の考えを了とし、事実に即して厳正に判断されたと承知する。 |
| ○ |
会計検査院の検査未着手、監査委員の確認監査途中にも係らずの返還に関して事前報告はあったのか、また返還のあり方に関する公安委員長の見解は。 |
| ● |
返還については返還方針を審議した結果、適切と判断したものであり、速やかに損害額を返還したことは適当である。 |
| ○ |
道警が適切執行と判断した経費に新たな裏金処理があったことは、特別調査による関係者の記憶・心証が曖昧・根拠がないことが証明された。道警本部長の認識と見解は。 |
| ● |
補足調査にて一部関係者から訂正の申し立てがあり若干の差異が生じたが、全体の調査の厳正さを左右するものではない。 |
| ○ |
国費返還について、警察庁との協議経過・対象額範囲の特定について本部長の説明を求める。 |
| ● |
道警予算執行調査委員会調査結果を基にした算定根拠と妥当性について検討・協議した結果、返還方針について警察庁の了承を得た。対象範囲は公費執行できない経費・執行の確証がないものを損害額とした。 |
| ○ |
裏金返還に対する現職・退職者の認識と受け止めは被害者然としている。特に支援委員会が現職の苦境を助けるための協力呼びかけとは、自らの過去の関与・責任が微塵も感じられない。支援委員会への道警の関与の実態と本部長の見解は。 |
| ● |
支援委員会は退職者有志が後輩の負担軽減を目的に自発的に立ち上げたものであり、私から協力・支援をお願いした。 |
<再質問> |
(1)道財政・新年度予算案について |
| ○ |
財政立て直しプラン破綻の責任についての質問に対し、立て直しこそ課せられた責務との答弁だがやめろと言ったわけではない。半年足らずで破綻、道民・市町村に一層の痛み・負担を求める事実に照らしての責任を聞いている。 |
| ● |
プラン策定時に想定できなかった事由で収支不足が拡大した。抑制が可能なものについて必要な対応策を講ずる。 |
| ○ |
地財計画策定について、受け身の姿勢ではなく地方側の参画と中期的地方財政見通し提示の確実な実現を国に強く要求すべきだ。 |
| ● |
中期地方財政ビジョン策定や地方交付税算定プロセスへの地方参画を早期に実現できるよう、知事会等と連携しながら国に強く働きかける。 |
| ○ |
国の景気対策に呼応した地方債の返済・借換圧力は全国共通の課題だが道の新年度一般予算伸び率は4.8%と全国一。他府県とかくも伸び率の差が出た理由はなにか。 |
| ● |
借換債を特別会計で発行したり満括基金への積立方式に差異があるなど同条件での比較は難しい。公債費を除く予算規模比較は1.2%減と全国平均より0.3ポイント低い。 |
| (2)公益通報制度について |
| ○ |
倫理条例・規則があるにも係らず道警が道庁と同じ誤りを繰り返したことから、制度の不備・欠陥は明らかだ。条例・規則の実効性をどう分析・検証を行い、要綱策定に活かしたのか。 |
| ● |
公益通報保護法の枠組みや他府県の制度を踏まえ、通報窓口や措置を明確にするため業務改善・通報制度を設けた。 |
| (3)地方分権について |
| ○ |
質したことは道州制のこれまでの取組み総括であって経過報告ではない。知事が大見得を切ったビジョン・展望はどこまで進み、どのような展望を開いたのか、達成できなかった点と足踏みを余儀なくされた理由、その克服手段を明らかにせよ。 |
| ● |
道州制特区に向けた規制緩和を国に提出しており、速やかな実行を働きかける。市町村への事務・権限移譲方針の年度内策定に取組んでおり、協議が整ったものから順次移譲する。これら取組みの積極的発信が理解の深まり・着実な進歩となった。 |
| ○ |
道州制元年の今年度、知事が目標とした経済活性化と自立へのステップを築くことができたのか。 |
| ● |
提案が活発に行なわれるなど地域が主体的に北海道の将来の目指す方向を議論することが、経済活性化や自立へのステップにつながる土台となった。 |
| ○ |
自治のかたち三位一体改革は行政体制そのものの変革にとどまるものではなく、社会全体の変革をもたらすものではないか。 |
| ● |
道州制は地域主権型社会の実現を目指すものであり、個性豊かで活力ある地域経済・社会をつくり出すための取り組みと考える。 |
| ○ |
行政関係者だけが参画する円卓会議とパブリックコメントで事足りるとの発想・答弁は到底納得できない。各界・各層の道民が参画する新たな円卓会議と専門家による検討会議を構想すべきだ。 |
| ● |
これまでも推進会議や円卓会議、市町村や経済界など議論を積み重ねてきており、今後も様々な場の活用で幅広く意見交換しながら検討を進める。 |
| ○ |
自治のかたち三位一体改革の土台は基礎自治体機能の充実強化であり、方針とプログラムの決定・先行は構想の検討を拘束することにつながりかねない。構想との三位一体検討が尽くされるよう時間的余裕を市町村に与えるべきだ。 |
| ● |
移譲方針策定で市町村の具体的役割分担が明らかになり、基礎自治体の姿について具体的議論を進めることが可能となる。合併はそれを展望しながら行政体制の充実・強化しようとする取組みであり合併構想を検討することとしている。 |
| (4)産業活性化プログラムについて |
| ○ |
16年度の事業効果見通しと、17年度予算で実現しようとする目標指針の考え方は。 |
| ● |
成果が生まれていると受け止めているが年度終了後速やかに実績を把握する。17年度は戦略分野振興につながる事業の着実な執行で、目標達成に努める。 |
| (5)札幌医大の地方独立行政法人について |
| ○ |
大学改革を前提とする独立法人化を検討するのであれば、人的体制や道民医療の貢献など様々な角度からの検討が必要だ。 |
| ● |
組織・業務、目標・計画と評価、人事制度、財務会計、病院経営について部会を設け、専門的事項の調査と検討を行ない作業を進める。 |
| ○ |
具体的な検討にあたっては、現場の声が的確に反映される期間、体制と準備が不可欠だ。 |
| ● |
検討過程において大学関係者と十分に連携・協議しながら移行準備を進める。 |
| (6)産廃税について |
| ○ |
環境立県を目指す知事には税制度の哲学と導入に向けた工程表を明示して、道民を説得する責務がある。 |
| ● |
税制度の導入で廃棄物排出抑制と税収を活用した研究開発や施設整備支援によるリサイクルの推進で循環型社会の早期実現に努めたいと考え、関係団体の理解が得られるよう引き続き努力する。 |
| (7)道警察の不正会計処理・裏金問題について |
| ○ |
全会一致での決算不認定の重さが道の是正措置に何ら反映されていない。検討中の結論の目途を含め、再度見解を求める。 |
| ● |
既に多くの改善策が実施されているが、これまでの取組み効果や更なる必要性について検討しており、確認監査の結果や道警の意見を聞きながら必要な対応をする。 |
| ○ |
予算査定が前年比単純マイナス5%では要求額と報告を鵜呑みにした、通常の査定と変わらない。知事は疑惑や課題は既に是正されたとの認識なのか。 |
| ● |
一連の経過も踏まえ厳しい査定方針で臨んでおり、多くの改善策が実施されていることを前提に予算計上している。出納局による証拠書類検査で適正な執行も確認されている。 |
| ○ |
大事な報告や重大な判断が、議会が招集されていない時期になることは避けるべきだ。確認監査の進捗状況と議会議論の場や結果取りまとめの時期について、知事の見解は。 |
| ● |
監査委員にてしっかり確認されるためにも、具体的時期を特定すべきでないと考える。 |
| ○ |
返還額に対し知事自らが最終的に判断すると再三答弁しているが、疑惑が解明しない中での最終的判断は議会機能を活用するのか、新たな調査組織を立ち上げるのか、それとも知事独断で行なおうとしているのか。 |
| ● |
確認監査の結果をもとに、私自身が判断する。 |
| ○ |
公安委員会は監察指示に対する調査結果を評価するとしてきたが、新たな不適正執行があったことは指示結果報告に対する検証・精度は不十分との疑念を持つべきではないか。 |
| ● |
道警補足調査の際、関係者から訂正・不適正執行が判明したと報告があり、現在全体について点検を行なっている。 |
| ○ |
退職者有志が後輩の負担軽減を図ることを目的に自発的に立ち上げ活動しており、道警は返還に向けて協力依頼していると承知している。 |
| ● |
支援委員会の協力金は返還金処理委員会が受け入れており、返還金の受け入れは処理委員会委員長と互助会理事長が協定し、互助会が口座を設定している。 |
| ○ |
特別監査に対する公安委員会からの報告期限は通常1ヶ月以内だが、監査委員が求めた処理状況報告の関係資料は1ヶ月以上遅延しており議会議論が大きく阻害されている。提出遅延の理由と今後の対応についての警察本部長の説明と見解を求める。 |
| ● |
件数が膨大であり理由の聴取も必要であったことや確認監査に対応していた。今後監査が円滑・的確に実施できるよう特段の配慮をしている。 |
<再々質問> |
(1)地方分権について |
| ○ |
今年度末で任期となる推進会議は今後どうするのか、円卓会議に委ねるのか、メンバーを替えて継続するのか。継続する場合は推進会議と円卓会議の役割分担をどうするのか。 |
| ● |
来年度の推進会議のあり方については、各委員と相談しながら検討したい。 |
| ○ |
再答弁では道州制も支庁改革、市町村合併も円卓会議で検討するとのことだが、メンバーは行政関係者に限られており今後もそうした構成でいくのか。 |
| ● |
会議のあり方については市長会・町村会と協議していく。 |
| ○ |
二千を越える事務・権限メニューを検討するには、道が決めたスケジュール通りでは町村会が知事に提出した意見に誠実に受け止めたものにならない。切実な声を尊重する考えは知事にないのか。 |
| ● |
積極的に移譲を受けたいとする意見もあることから取組みを進めており、具体的な移譲にあたっては市町村と十分協議し、協議が整ったものから順次移譲したい。 |
(2)道警察の不正会計処理・裏金問題について |
| ○ |
裁判で争われた知事の被告適格に関する道の主張と、議会での知事自身が判断するとの答弁には大きな矛盾と乖離がある。法的根拠が曖昧な知事の答弁を基に道警問題の今後の行方を左右する判断が下されてよいのか。 |
| ● |
判決は職員に損害賠償を求める場合の執行は、権限委任された道警本部長が行なうとの考えに基づいたと考える。道警が行なう返還額の妥当性は確認的監査の結果を基に私自身が判断する。 |
| ○ |
知事の判断以後、具体的に警察本部長にどのように実行されることになるのか。 |
| ● |
確認監査の結果が特別調査と相反する結果が出た場合は再調査、補正を行なうとしており、適切に対応すると考える。 |
| ○ |
公安委員長は知事判断に際し、警察本部長にどのような指示・指導を行うつもりなのか。 |
| ● |
知事の判断を踏まえ、必要な指示・指導を行う。 |
| ○ |
本部長は確認的監査結果を踏まえた知事の判断が出た場合、どのように受け止め対処するのか。 |
| ● |
真摯に受け止め、適切に対応する。 |
<指摘> |
(1)公約達成の状況等について |
| ○ |
公約全てに着手したとの答弁だが、知事の最大のテーマである産業・雇用活性化や財政再建など思ったように進んでいないのは明らかであり、公約の評価はその達成結果のよって問われるものだ。 |
| (2)道財政・新年度予算案について |
| ○ |
国と闘うという知事のメッセージが掛け声だけでないのならば、国が押し付けている直轄事業負担金に代表されるものを跳ね返す具体的取り組みを行うべきだ。 |
| (3)遺伝子組換え作物規制条例について |
| ○ |
食の安全・安心条例とGM規制条例を制定する最大の目標は、食の安全・信頼回復であり消費者・農業者からの不信・不安を払拭することだ。 |
| (4)在日米軍再編について |
| ○ |
受入れ拒否の姿勢を明らかにすべきとの質問に、昨年同様の分かりにくく他人事のような答弁の繰り返しは全く不誠実だ。受入れ拒否を明確に発信すべきだ。 |
| (5)教育課題について |
| ○ |
受入れ拒否の姿勢を明らかにすべきとの質問に、昨年同様の分かりにくく他人事のような答弁の繰り返しは全く不誠実だ。受入れ拒否を明確に発信すべきだ。 |
| (6)確認監査のあり方について |
| ○ |
確認監査の意義は使途の詳細に関する疑惑解明に、監査委員の厳格なメスが入ることだ。 |
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