| 1. |
道警による書類送検は、一見、裏金問題について真摯に対応しているかのごとくであるが、一連の事の顛末を、一部の幹部を書類送検することによって始末を付けようとする、いわゆる「トカゲの尻尾きり」「幕引き」の意図が見え隠れしている。 |
| 2. |
警察組織は典型的な縦割り組織、上位下達組織であり、そのような組織において課長一人の判断で国費(捜査費)を不正支出したとは到底信じ難い。特別監査においても、監査委員が結果報告で「不正は組織的に慣行的に行われていた」と断罪したことからみても、元警備課長らによる不正行為は、組織的な謀議による行為であることは明白である。 |
| 3. |
送検は、会計検査の偽計業務妨害となっているが、そもそもこの行為に及んだ背景には、不正に支出した金員を他の目的に使用し、そのこと隠蔽しようとして、検査妨害に及んだのであり、検査妨害の背景を見極めることが肝要である。 |
| 4. |
北見問題は、被告発人・和田徹が、当時、課長として赴任していた際に起こした問題であり、捜査費の第一次取扱責任者として、虚偽の領収書を作成・行使し、捜査費を横領したものである。検査妨害の発端が和田徹の行為であることから、偽計業務妨害に特化した送検は、裏金問題の本質に蓋をしようとする、道警全体による隠蔽工作と判断せざるを得ない。 |
| 5. |
札幌地検は、このことに影響を受けることなく、中立的な立場を堅持し、公正に速やかに捜査・立件することを改めて求める。 |
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以上 |