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北海道公安委員会の回答出る



鉢呂吉雄衆議(民主党北海道代表)、佐々木秀典衆議(民主党北海道選出国会議員会長)が4月25日に、北海道公安委員会に行った質問の回答が、5月12日付で明らかにされた。
詳細は以下の通り。

◇質問: 北海道警による一連の不正経理・裏金問題についての所見を伺う。
回答: 予算執行に関わる特別調査の結果、平成10年度から12年度までは多くの部署において、13年度から15年度においては一部の部署において、組織的な不適正執行が行われていたことは極めて遺憾なことであると考えております。
公安委員会といたしましては、現在、「監察の指示」に基づき北海道警察が行った調査結果等について確認・検証しているところであり、その確認・検証の結果及び北海道監査委員による確認的監査の結果に基づく知事の判断を踏まえ、北海道警察に対し必要な指示・指導を行ってまいりたいと考えております。

◇質問: 北海道警による不正経理・裏金によって、北海道民・国民の警察に対する信頼は大きく損ねることになったが、信頼回復・警察組織の再生に向けて、北海道公安委員会は北海道警に対して、どのような指示・指導を行ったのか、伺う。
また北海道公安委員会は、警察組織の信頼回復・組織再生にどのようなことが必要と考えるか、所見を伺う。
回答: 公安委員会としては、これまで一連の予算の不適正執行問題を調査するに当たり、北海道警察に対し、
 ・事実の解明
 ・詳細な報告
 ・説明責任
の3点について指導したのをはじめ、平成16年3月12日、警察法第43条の2第1項に基づく「監察の指示」を発出し、
 ・近年の予算執行について特別調査を行うこと
 ・会計経理の手続、会計監査、業務管理、予算執行に関する教養等の
  諸事項について監察を行うこと
 ・特別調査の結果とともに改善方策について報告すること
について指示を行い、以降、機会あるごとに再三、厳正・公正な調査、道民に分 かりやすい説明について指示、指導を行ってきたほか、現在、「監察の指示」に基 づき北海道警察が行った調査結果等について確認・検証するとともに、北海道警 察が改善策として示した、現場で使いやすい予算の執行方法、監査の実効性をあ方策、予算執行に関する教養、会計監査の体制強化等、より透明性の 確保を図るための適正かつ効果的な予算執行の改善について、指示、指導を行っ ているところであります。
北海道警察が今なすべきことは、会計経理のより一層の適正化を図るとともに、各種犯罪についての検挙率の向上、犯罪や交通事故の発生の防止等、安心、安全な北海道を実現することであります。そのために、公安委員会としては、個々の警察官が働きやすい環境、仕事が十分に報われる職場作り、職員の士気の高揚等、道民の期待と信頼に応えるために必要な指導を行ってまいりたいと考えております。

◇質問: 北海道警の調査対象の費目が、捜査用報償費、捜査費、旅費、交際費、食糧費に限定されている。警察組織を監理・監督する立場から、北海道公安委員会としては、北海道警に対して他の費目の調査の指示を出すべきと考えるが、如何か。
回答: 公安委員会としては、北海道警察から調査の範囲、体制及び方法等について報告を受け、その後の審議を経て調査の対象科目について了承したところであります。その他の科目については、新たに制定された会計事務監査規程に基づき、北海道警察が計画的に実施する会計監査において厳正な監査がなされるものと考えております。

◇質問: 平成16年11月22日に報告された、北海道警察予算執行調査委員会による最終報告についての所見を伺う。
回答: 平成16年11月17日の公安委員会定例会議及び20日の臨時会議において北海道警察から北海道議会に提出する予定の結果報告がなされ、その内容は、監察の指示に基づく特別調査と改善方策等全般にわたる内容であり、調査の進め方、方法、結果として報告されている内容は、公安委員会の指示・指導を忠実に実行した結果であるとの判断の下、議会報告について了承したところであります。
なお、公安委員会としては、現在、「監察の指示」に基づき北海道警察が行った調査結果等について確認・検証を行っているところであります。

◇質問: 一連の不正経理・裏金問題に関し、北海道公安委員会は北海道警に監察指示を出し、その指示に基づき、北海道警は内部調査を実施した。一方、北海道知事は北海道監査委員に対して特別監査要求を行い、2004年12月3日に監査報告が出された。結果的に両機関の調査結果に大きな差異が生じることとなったが、北海道公安委員会が発出した監察指示は適正なものであったと考えるか、所見を伺う。
回答: 平成16年3月12日に公安委員会が発出した「監察の指示」については、北海道警察においてこれに基き、調査結果や所要の改善方策が報告されるなどしているところであり、これを発したことは適正なものであったと考えております。

◇質問: 今回、報じられた北海道警による補足調査の虚偽文書強要疑惑についての所見を伺う。
回答: 北海道警察が実施した補足調査について、「調査内容結果が説明内容と違う」、あるいは「確認書への署名等にあたり、上司から指示等があった」などの報道等があったことから、北海道警察においては、確認書の全件について調査を行い、その結果を監査委員に回答したところであります。
公安委員会としては、現在、「監察の指示」に基づき北海道警察が行った調査結果等について確認・検証を行っているところであり、北海道警察が行った確認調査についても、その一環として所要の確認・検証を実施しているところでありますので、現時点で所見を申し述べることは差し控えさせていただきます。

◇質問: 4月9日明らかになった、北海道警による補足調査の虚偽文書強要疑惑について、一部報道によると北海道公安委員会は独自調査を検討するとしているが、このことについて質問をする。
なお、「調査」ではなく、仮に他の手法(例えば点検など)を取る(または取っている)場合は、以下の「調査」の文言は「他の手法」の文言に読み替えることとする。
(1)調査の目的と必要性についての所見を伺う。
(2)仮に調査を行うとして、その具体的な内容を明らかにされたい。
 1.調査の方法について。
 2.調査の期間について。
 3.調査の対象とされる者。
 4.調査は公安委員自ら行うのか。
 5.公安委員が自ら行うとすれば、公安委員を補佐するのは、いずれの者か。
 6.公安委員が行わないとするならば、調査はいずれの者が行うのか。
(3)調査結果の内容は、どこに対して報告されるのか、伺う。
   また調査の内容は公表されるべきと考えるが、如何か。
(4)既に調査を行っているとすれば、調査の進捗状況について伺う。
(5)調査が警察職員に及ぶとした場合、証言内容を保護する観点から、
   弁護士など第三者に調査を委ねるべきと考えるが、伺う。
回答: 公安委員会としては、現在、「監察の指示」に基づき北海道警察が行った調査結果等について確認・検証を行っているところであり、北海道警察が行った確認調査についても、その一環として所要の確認・検証を実施しているところであります。
    確認・検証については、矢吹委員長及び池田委員の2名を監察担当委員に指名し、補助職員とともに調査結果の確認を行っているところであります。    
    今後、監察担当委員による確認・検証結果の報告を受けてこれを審議し、公安委員会としての判断を行うことにしておりますが、結果の公表方法等についても検討してまいりたいと考えております。

◇質問: 北海道公安委員の業務補佐は、いずれのものが行っているのか。その機関名等を明らかにされたい。
回答: 北海道公安委員会の補佐及び庶務に関する業務は、北海道警察本部総務部総務課に位置されている公安委員会補佐室において、室長(警視)以下の職員において行っております。

  以上



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