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道警予算の見直しを知事に申入れ



 道議会民主党・道民連合議員会(会長:西本美嗣)は1月12日、高橋知事に対して、新年度の道警予算について、予算編成作業の過程で、第一線の警察職員から聴取した上で、捜査用報償費と旅費の予算措置を行うべき、などを柱とした5項目について申し入れた。


北海道知事 高橋 はるみ 様
2005年1月12日
北海道議会民主党・道民連合議員会
会 長  西本 美嗣


北海道警察に係る予算執行のあり方について


 北海道警察の予算執行において、不正な会計処理・裏金づくりが、ほぼ全組織において、長年にわたって行われていたことが、明らかとなり、平成15年度北海道決算が不認定になったことは、極めて遺憾なことである。

 治安を守り、社会正義を実現すべき警察組織において、かかる不正行為が行われていたことは、警察への信頼を根底から揺るがすとともに、その不正を見逃してきた道政への信頼も大きく損なうものとなっている。

 わが会派は、こうした不正行為は、北海道警察に止まらず、全国警察組織において行われていると判断するものであり、その抜本的な対処は、国家公安委員会、警察庁において行われるべきものと考える。また、道警不正会計を理由としての決算不認定を極めて深刻な事態と受けとめている。

 現在問題となっている、北海道警察における不正行為の実態の全容が明らかになっていない以上は、昨年末に発表された関係者に対する処分や返還は信頼性・正当性を欠くものであり、全容解明を抜きにしては抜本的な改善策もあり得ないとの立場ではあるが、当面する平成17年度道予算編成作業等において、以下の措置を緊急に講ずるよう申し入れる。


1. 不正行為が行われた、捜査用報償費、旅費について、予算編成にあたっては、予算執行の実態を把握し、必要な経費を適切に措置すべきである。従って、予算編成作業の過程で、予算執行の実態に関し第一線の警察職員からの説明聴取等を経た上で、所要の措置を講じること。
1. 警察業務の性格上、弾力的な予算執行がやむを得ない面があることを口実にして、かかる不正行為が行われたことに鑑み、国費及び道費に関わる予算執行システムの抜本的な見直しを行うこと。
1. 捜査上の秘密を掲げて、不正行為が全庁的にまん延した実態に鑑み、原則公開を基本に情報公開の拡大を図るとともに、監査委員、出納部局の監査及び検査に関する審査機能の強化を図ること。
1. 今回の不正行為の大きな要因が、閉鎖的な警察組織のあり方であることの反省の上に立ち、知事部局等と警察本部間の人事交流を、拡大すること。特に本部及び方面本部の会計課に関する人事交流を具体的に行うこと。
1. 道警察を管理する第三者機関である公安委員会を補佐する組織体制のあり方について、任命権者である知事が、その改編を行うこと。

以 上

 




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