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道費で裏金が5億円
監査報告で明らかになる



 民主党北海道(代表:鉢呂吉雄)と道議会民主党・道民連合議員会(会長:西本美嗣)は12月3日、道警裏金問題に関し北海道監査委員が行った、知事による要求監査結果の報告に対して、次のような見解と今後の対応方針を示した。


北海道警察の不正会計処理・裏金問題に関する要求監査結果に対する民主党北海道及び道議会民主党・道民連合の見解と今後の対応

2004年12月3日
  民主党北海道総支部連合会
代 表  鉢呂 吉雄
  道議会民主党・道民連合議員会
会 長  西本 美嗣

 本年の3月15日に北海道知事は、北海道監査委員に対して、北海道警察の全部署を対象とした特別監査を要求し、その監査結果を本日、北海道監査委員は公表した。
 この間、北海道警察は中間報告及び最終報告で、組織的・慣行的に行われていた不適正な会計処理は認めつつも、本部、方面本部の関与は否定。交際費については不適正執行は認められず、また食糧費の大部分についても適正な執行としている。
 しかし監査報告は、捜査用報償費で約3億9千万円。交際費、食糧費で約270万円。旅費についてもカラ出張などで1億円を超える不正執行を認定した。監査報告は「長年にわたり慣行として組織的に、公金を不正な方法で執行していた。幹部は立場からして、不正を十分に認識していた」「公金の原資が道民の税金であることについて、幹部職員の意識が欠如していたことに起因するもので、極めて遺憾」と厳しく指弾した。事実上、本部及び方面本部の不正への関与を指摘する内容となり、不正として認定した金額は、北海道警察が先に示した北海道費の返還対象額とした約2億円を大きく超え、約5億円となった。
 監査によって不正額に大きく差異が生じた、このことは正しく、北海道警察が「組織を守る」論理を最優先したことに他ならず、北海道警察による内部調査の信憑性、内部調査にあたった各委員の適格性などが改めて問われたこととなる。
 ここに民主党北海道及び道議会民主党・道民連合議員会は、次のことを求めるとともに、更に真相解明に向けて取り組みを強化する。
 なお最後に、北海道監査委員は実に7カ月に及ぶ北海道警察全部署への監査を精力的に実施してきた。この間、北海道警察による捜査協力者への直接面談・聴取の妨害など有形無形の圧力に屈することなく、並々ならぬ決意で監査を実施してきた。民主党北海道及び道議会民主党・道民連合議員会は、北海道監査委員並びに関係者に心より敬意を表する次第である。
 合わせて引き続き行われる確認監査において、更に真相が明らかになることを期待する。


1. 北海道警察本部長及び上級幹部の辞職、主要幹部に対する厳正な処分を改めて求める。
1. 北海道警察には、返還額で監査報告と差異が生じた内容についての再調査を行った上で、裏金化した公金の全額返還を求める。
1. 北海道警察には、所属長等に交付されたとされる、いわゆる「ヤミ手当」の存在を認め、交際経費、激励経費の詳細な使途を明確にし、私的使用の再調査を求める。
1. 更に深まった疑惑解明に向けて、第4回定例議会終了後、北海道警察による最終報告の適否、北海道監査委員の特別監査結果と整合性の確認、検証のための関係者召致、関係書類の検閲、検査に欠かせない「百条委員会」の設置を改めて求める。

以 上

 




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