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北海道警察に申し入れ
〜信頼回復に程遠い誠意欠く態度〜



 
道警本部前でマスコミの質問に答える鉢呂代表   道警を厳しく問いただす鉢呂代表(中央) 
手前右は中塚総務部長

 北海道警察不正会計処理問題解明推進本部(解明推進本部長〜民主党北海道代表:鉢呂吉雄、解明推進委員長〜道議会民主党・道民連合会長:西本美嗣)は9月6日、北海道警察本部(本部長:芦刈勝治)に対して、「北海道警察不正経理問題の徹底解明と信頼回復」についての申し入れを行った。
 これに先立ち、鉢呂代表から「公党の申し入れに際し何故、マスコミを立ち合わせないのか。警察の信頼回復に向けては当然、開かれた警察であるべきであり、しっかりとした情報公開と開示が必要」と強く抗議し、公式な申し入れに際しても、非公開とする閉鎖的な警察体質を強く批判した。
 これに対して北海道警察本部:中塚幸男総務部長は「従来から非公開という形で行っている」と言う回答にとどまり、マスコミを排除する理由への明言は避けた。
 申し入れで鉢呂代表は「現在行なわれている道警の内部調査については、厳正なおかつ早急に道民に対して示すべき。自らの立場で裏金の存在を認め、速やかに返還すべき」と厳しく質し、申し入れた項目に対しての即時見解・回答を求めた。
 この中で特に、北見方面本部警備課の領収書偽造問題について、「組織ぐるみで偽装工作・不正経理を行ったのは明らか。厳正に刑事事件として捜査すべき」と厳しく問い質した。
 中塚総務部長は「今回は申し入れを受けるということだけで、回答をするか否かは別途検討する」という極めて、不遜で誠意のない態度に終始していた。


*申し入れの内容は次の通り。

2004年9月6日
北海道警察本部
本部長  芦刈 勝治 殿
北海道警察不正会計処理問題解明推進本部
 解明推進本部長 
 民主党北海道総支部連合会 代表 鉢呂 吉雄
 解明推進委員長
 道議会民主党・道民連合  会長 西本 美嗣

北海道警察「不正経理」問題の徹底解明と
信頼回復についての申し入れ


 北海道警察旭川方面旭川中央署の捜査用報償費等の不正経理(裏金)疑惑に端を発した本件は、その後の元釧路方面本部長や元弟子屈署次長による実名証言、また道警OBによる「裏金問題」を申告する北海道監査委員への告発文の提出によって、その実態が明らかにされた。このことは公金である道費及び国費が、不正な会計処理によって使用されていることを裏付するものであり、「裏金」として流用されていたことは、動かしがたい事実である。
 一方、北海道知事の要求に基づく北海道監査委員による特別監査においても、旭川中央署及び弟子屈署の1998年度から2000年度の捜査用報償費全額が「裏金」として認定されるなど、今日の警察に対する不信感は内外において極度に高まっている。
 しかしこうした「裏金」問題の解明が遅々として進まない背景には、警察内部に「組織を守る」論理が最優先されていることに他ならない。日本の社会正義と秩序を守るためには一刻の猶予もならず、正すべきは正すとの基本的な姿勢に立ち、道民並びに国民の信頼を早急に回復することが、今、求められている。
 よって、以下の点を強く申し入れるものである。


1.  疑惑解明に向け、北海道警察内に設置した「道警予算執行調査委員会」は、道民・国民が納得できる厳正な調査の結果を早急に示すこと。
 とりわけ北見方面本部の会計検査結果でも明らかなように、2001年度以降も不正経理が行われていることは明らかであり、全容の解明を厳正にそして早急に行うこと。
2.  北海道警察は、北海道監査委員による特別監査の監査内容を厳粛に受け止めるとともに、自らの立場で全部署においても、裏金の存在と裏金化した金額を認め、速やかに全額返還すべきである。
 また北海道警察は、知事が求めた特別監査にあたって、北海道監査委員による捜査協力者への直接聴取が実施できるように積極的に協力し、円滑な監査の実施に努めること。
3.  北海道警察は、「不適正な予算執行」との認識であるが、関係書類及び様々な証言等を判断すれば、本件は「不正経理」であることは間違いのないことである。よって「不正」に関与し、指示・指導した者については、現職・退職問わず厳正な処分を行うこと。
 また、捜査用報償費等の裏金・私的流用及び上部機関への上納は明らかに犯罪であり、刑事事件として捜査し立件すること。
4.  北海道警察北見方面本部警備課に関して、会計検査院の実地検査において、実在していない店(パブ)についての指摘がなされたが、次の諸点の徹底した調査と厳正な対処を求める。
(1)  警察庁会計課による事前監査が終了の後、当該パブの領収書の差し替えが行われているが、会計検査院の実地検査を受けるにあたって、警察庁及び北海道警察本部は北見方面本部に対して、どのような指示・指導をしたのか。
(2)  指摘されたパブの実在の有無について、警察庁及び北海道警察本部は確認したのか。確認したとされれば、それはどのような方法をもって行われたのか。
(3)  2003年7月下旬に、2002年当時当該パブが営業を行っていたことを示す書類を、警察庁を介して会計検査院に提出したとされるが、会計検査院はこれを受け取っていないとされる。どのような書類を提出したのか。この経緯を明らかにされたい。
(4) 「営業を行っていたことを示す書類」3点の資料(観光マップ・求人広告・店舗関係者の名刺)は、誰がどのような方法で作成し、また北海道警察本部及び北見方面本部は、どのような形で警察庁に提示したのか。経緯を明らかにされたい。
(5)  パブの存在を裏付けるために、会計検査院に提出する資料を捏造・改ざんするなど、偽造を隠蔽するための行為は極めて悪質である。組織ぐるみの偽装工作・不正経理は濃厚であり、刑事事件として捜査すること。

以 上



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