「国民の生活が第一」を掲げ参議院で第一党となった民主党は、マニフェストを約束から実行にうつすために、主戦場となっている参議院で法案の成立に向けて取り組んでいる。 11月2日には年金保険料流用禁止法案、9日には農業者戸別所得補償法案が参議院本会議で可決し衆議院に送られた。また被災者生活再建支援法案改正は、衆参本会議で全会一致で成立。最低賃金法改正案、労働契約法改正案も、成立の見通しとなっている。 一方、年金保険料流用禁止法案は衆議院で審議に入ったが、与党が対案を出したことにより、衆議院では与党案が可決される見込みとなっている。また農業者戸別所得補償法案は衆議院での審議の目途が立っていないなど、民主党の重要法案が正念場を迎えている。
1.燃油の安定供給と価格安定のための緊急調査を実施安心生活推進本部を設置 石油製品の高騰や地域医療の崩壊など、道民生活を著しく脅かす事態が生じている中、民主党北海道は道民生活第一の観点から11月28日、『安心・安全の道民生活づくり推進本部(本部長/鉢呂吉雄道連代表 略称/安心生活推進本部)』を設置し、実態調査を行うとともに必要な対策を講じることとした。
同調査には鉢呂代表を初め、逢坂誠二副代表(衆議/比例)、佐野法充幹事長(道議/札幌市豊平区)、池田隆一副幹事長(道議・小樽市)、田島央一道議(宗谷支庁)、小林郁子道議(札幌市中央区)らが参加した。 石油製品の高騰や地域医療の崩壊など、道民生活を著しく脅かす事態が生じている中、民主党北海道は道民生活第一の観点から11月28日、『安心・安全の道民生活づくり推進本部(本部長/鉢呂吉雄道連代表 略称/安心生活推進本部)』を設置し、実態調査を行うとともに必要な対策を講じることとした。 2.民主議員ネット研修会で藤井顧問が講演民主議員ネット・北海道は11月10日、札幌市内で秋期研修会を開催した。講演に立った民主党最高顧問の藤井裕久衆議は、小沢代表の辞任問題について、「参議院選挙の勝利で党全体に緩みが生じていることに代表は強い懸念を持っていた。それがあのような辞任表明に至ったのではないか」と述べ、根本から気を引き締め直さなければ、次の衆議院選挙で勝利し、政権交代への展望を切り開くのは容易ではないとの認識を示した。
また最近の選挙情勢について、「民主党と自由党との合流以降、4回の国政選挙が行われているが、民主党はいずれも比例で2千万票以上の支持をいただいている。これは有権者の二大政党制への期待の表れだと思うが、いざ政権交代となると有権者心理が微妙に働き、今一歩の感じである。民主党内にある団結心の弱さが影響しているのではないか」と、民主党の脆弱な部分を指摘した。 第二部では上田文雄札幌市長が、「市民自治によるマチづくりの挑戦」と題して講演し、二期目に入った市政へのビジョンを解説した。 3.サミット開催の関係自治体と意見交換
来年の7月に開催される北海道洞爺湖サミットに向けて民主党北海道は11月11日、関係する自治体(1市5町1村)の首長らとサミット会場となる洞爺湖町の「ザ・ウィンザーホテル洞爺」で意見交換を行った。 4.ジェンダーフリー北海道個人の尊厳と真の平等を求めて1999年、性別による役割に左右されない民主的な社会の実現をめざして設立されたジェンダーフリー北海道は、11月13日に設立8周年を記念して講演会を開催した。札幌市内の会場には、約70名の会員や市民が参加した。
小林千代美代表委員(前衆議院議員)は、「男女平等参画という一義的な目的だけではなく、その周りに存在する様々な差別をなくし、個人が尊重される社会を実現しなければならない。そのためには、お互いの違いを認め合い共生していくことが必要である。自分自身は、時に差別されるかもしれないが、差別することもあるということを常に意識した上で平等な社会、個人が尊重される社会が実現されるのではないか。今日の講演会がそのことを考える第一歩になると期待している」と挨拶した。 5.幌延深地層研究センターを視察 民主党北海道は11月15日、幌延町に調査団(団長/木村峰行道議[旭川市])を派遣し、幌延深地層研究センターを視察した。 これは経済産業省が原発から出る高レベル放射性廃棄物の最終処分場選定に新方式を導入する方針を示したことにより、道内の自治体も「対象から排除しない」として、道条例を無視して候補地を選定する懸念があることから、今回の調査となった。
6.旭川と札幌「農業者戸別所得補償法案」の説明会を開催
民主党北海道は11月21日、旭川市と札幌市で農業関係者を中心に、先の参議院選挙のマニフェストで約束した「農業者戸別所得補償法案」の説明会を開いた。 NC農林水産大臣の筒井信隆衆議は、「農業政策は他の産業政策とは違うもので、社会政策、地域政策としての視点が必要だ。農業には多面的な機能があり、規模に関わらず農家の多様な取り組みを支援する必要がある。自民党の農業政策は大規模な農業者だけを支えるものだ」と解説し、自民党の農政とは根本的に哲学が違うことを強調した。また、自民党のバラマキ批判に対して、「この法案の実施で経費が1兆円程度かかる。広く全般の販売農家を支援する。その上で、品質の向上、経営規模の拡大、環境保全に資する度合い、米に代わる農産物の生産に応じて支援する、という考えに基づいている」との認識を示し、バラマキとの批判にはまったく当たらないことを説明した。
7.北海道医師連盟などと地域医療問題で意見交換 民主党北海道は08年度の国費・道費予算編成ならびに制度改正に向けて、10月15日の経済7団体、一次産業団体との政策懇談会に続き、11月26日には医療・福祉団体、中小企業団体と意見交換した。 鉢呂代表は「この夏の参議院選挙で与野党が逆転し、与党も民主党の意見を無視できない状況になった。民主党はみなさんから頂いた意見を政策に反映し、聞きっぱなしにすることなく、必ず回答するという責任ある姿勢で臨む」と挨拶した。 その後、各団体から提言・要望が出され、それぞれの団体が抱えるテーマについて意見交換した。 同懇談会には北海道医師連盟、北海道歯科医師連盟、北海道看護協会、北海道薬剤師会、北海道国保団体連合会・北海道後期高齢者広域連合、北海道社会福祉事業団・北海道在宅ケア事業団、北海道社会福祉協議会が参加。また中小企業対策については北海道商工連盟、北海道中小企業家同友会と意見を交わした。
8.国への要望・提言について 民主党北海道(鉢呂吉雄代表)、民主党北海道選出国会議員会(峰崎直樹会長)、北海道議会民主党・道民連合議員会(伊藤政信会長)は、11月21日〜22日、2008年度の国費予算編成や当面する国政運営に向けた要望・提言行動を実施した。
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