北海道政権戦略会議(民主党北海道、連合北海道、北海道農民政治力会議)は4月8日、2007年4月に実施予定の知事選に向けて、候補者の公募を決定した。民主党都道府県連では、初めての試みとなる。 公募にあたり鉢呂吉雄道連代表は、「厳しい北海道の状況をしっかりと見極め、強力なリーダーシップを発揮できる人材を擁立したい」と述べた。また高橋道政に対しては、「様々な状況で道民と共有する努力が行われていない。また道政運営が必ずしも道民の目線に立っているとは思えない」と厳しく批判した。 知事候補の公募は、5月8日から7月31日の期間で行い、500人以上の推薦者を添えて申込むこととする。9月には候補者を決定する予定。
開会にあたり西田代表(釧路市選出道議)は、「メール問題で国会は混乱し、4点セットを初め、教育基本法や共謀罪の問題が十分に論議されず、国民不在の国会になっている。民主党には政権を担うにふさわしい政党に変わることを期待する」と述べた。 また来賓として出席した鉢呂吉雄道連代表は、「道民は民主党が、知事を奪還し道議会の過半数を制し、真の意味での地方主権の道政をつくることに期待している。そのためにも民主党自らが、道民の期待に応えうる政党に変わらなければならない。また相当な努力が求められている」と挨拶した。
佐藤のりゆき氏(フリーキャスター)は、女性層からの支持が弱いと言われている民主党に対して、これからの社会構造を考えれば、女性が政治・社会・人生などをリードしていくのは明らか。「どういう人が、女性から素敵に見られるか」を常日頃、意識していくことが大切、とのアドバイスがあった。 通年型のリゾート観光地をめざし現在、倶知安町に住んでいるロス・フィンドレー氏(ニセコアドベンチャーセンター代表)は、北海道における観光リゾートの魅力と可能性について講演した。
山口教授は行政改革に必要な理念として「効率性(市場化)」「民主性(参加・市民化)」「社会性(連帯・平等と公平)」の三つを提示。小泉政権はこのうちの効率性だけが先走っているとして民主性と社会性の重要性を再確認して改革を進めていく必要があるとした。 また全国の改革派首長の後継候補が相次いで落選している原因について「小泉改革が地方の切り捨てを進めた結果、”理念ではメシは食えない“ということで(中央依存型への)揺り戻しが起きている」と分析。こうした流れの象徴的な事例として道州制をめぐる高橋知事の姿勢をあげ、「みっともない陳情政治」と批判した。山口教授は地方における改革の気運が効率偏重の小泉改革によって後退させられている現状を食い止めるために「地方・中央間における平等・公平という価値を確認して地方分権の仕組みを考えていかなくてはならない」と提言した。 フォーラムでは、マニフェスト策定に向けて昨年来行ってきた議論の中間報告として「北海道マニフェスト二次案」(別掲)が峰崎直樹参議(マニフェスト策定委員長)から発表された。同案は基本コンセプトとして分権と協働を掲げ、小泉政権が進めるマーケット(市場による)・ソリューション(問題解決)ではなく、コミュニティ(市民・協働社会による)・ソリューションを進めるのが民主党の改革だとした。 続いて行われたパネルディスカッションで逢坂誠二衆議(分権改革PT委員長)、峰崎参議、構造改革特区推進本部評価委員会委員で前東川町長の山田孝夫さん、釧路市内のNPO法人・地域生活支援ネットワークサロンの事務局代表・日置真世さんが分権と協働について討論した。コーディネーターは山口二郎さんが務めた。
北海道にふさわしい分権型社会の創造に向け、「道州制」のイメージとその実現のプロセス等について具体的に検討し、真の分権改革の推進を図ることを目的に発足した分権改革プロジェクト(委員長/逢坂誠二)は、これまでの論議の成果として、4月3日に「道州制のあり方(中間報告)」をまとめた。(3頁に掲載) 北海道道州制特区推進法案(内閣府素案)については政府が4月5日に、自民党道州制小委員会に素案を示しているが、権限の移譲に伴う財政措置(交付金化)や北海道特例の扱い(見直し規定)等の枠組みについては、依然として問題のあるものとなっている。 このことを受け民主党北海道(代表/鉢呂吉雄)、道選出国会議員会(会長/金田誠一)、道議会民主党(会長/段坂繁美)は4月11日、政府・与党が今国会で提出をめざす北海道道州制特区推進法案に対して、「道州制先行導入モデルとは言えず、道民の合意が得られた内容になっていない」とする意見書を内閣府に出した。
こちらに詳細を掲載しています。
●北海道の将来展望を示せぬまま、対処療法に終始する高橋知事。 ・経済政策の無策…失業率は全国最悪、ITは縮小、倒産最多、観光客減少。 ・地域政策の無策…少子高齢・過疎化、札幌一極集中の進行。 ・自治政策の無策…道民生活軽視の歳出一律削減、国の意のまま市町村合併。 ・道警問題の無策…道民の意向を無視して真相解明にフタ、知事の責任放棄。
『分権』と『協働』をキーワードに、地域主権の改革を道民と一緒になって進め、希望と安心の北海道を創造する。 ・経済の再生(国依存型から自立型経済の構築) ・地域の再生(官と民との協働による「信頼」と「納得」の新しい公共の実現) ・自治の再生(分権型社会=地域政府の確立)
(1)優位性のある農林水産業の再生強化 ●安全・安心の食料生産 ●持続可能な農林水産業の育成 ●内外に魅力を発信する「北海道ブランド」の構築 (2)豊かな食や恵まれた自然環境を活かした観光の振興 ●魅力ある体験型・滞在型の観光資源づくり ●観光客受け入れ体制の整備 (3)競争力のある地場産業・新産業の育成、起業の促進 ●地場産業、中小・零細企業の育成・振興 ●産学官連携の強化による新技術・新商品の開発 ●起業の促進、経営の刷新 (4)安定した雇用の確保とセーフティネット ●雇用機会の創出と平等 ●雇用セーフティネットの充実 地域の再生〜安心・公正な地域社会をつくる (1)新しいコミュニティをつくるNPOなど市民活動の強化 ●福祉や子育て、環境保全、教育、まちづくり等に取り組むNPOの育成・支援 ●住民自らがつくる新しい地域コミュニティ (2)安全・安心の地域づくり ●防災対策の推進 ●地域医療・交通の確保 ●平和の確保 (3)子育て支援、福祉の充実、人権擁護 ●子育て支援 ●福祉の充実 ●人権の擁護 (4)地球温暖化防止、自然環境などの保全 ●地球温暖化防止対策の推進 ●自然環境の保全、生活環境の整備 (5)教育の充実、文化、スポーツの振興 ●教育の充実 ●文化・スポーツの振興と生涯教育 (6)北海道らしいライフスタイル ●アウトドアライフの充実 自治の再生〜分権・自治の「地域政府」をつくる (1)分権革命の推進 ●地域主権、分権型国家を象徴する「道州制」の導入促進と「地域政府」の確立 (2)基礎自治体である市町村の再編強化 ●市町村自治の確立、再編強化 (3)道財政をはじめ、自治体財政の立て直し ●情報公開の徹底と住民参加 ●公共事業等の見直し ●分権革命による「もう一つの財政再建プラン」の策定 ●予算編成システムの見直し (4)道庁改革 ●「道州制」を担う「北海道州政府」の確立 ●簡素で効率的な行政(行政のスリム化) ●道民に「信頼される道政」の確立 ●広域的な地域振興の拠点としての支庁制度改革 (5)道議会をはじめ自治体議会の改革 ●権力の対等と議会の透明性 ●議会の機能発揮
日頃からの民主党に対する温かいご支援に厚く感謝申し上げます。民主党は、昨年の総選挙において、北海道ではお陰様で過半数の議席を維持・確保することが出来たものの、全国的には議席を大幅に減らし、残念ながら政権交代を実現することができませんでした。 この結果、弱肉強食の「小泉政治」の存続を許すこととなり、一部の「勝ち組」だけが得をする深刻な格差社会が生み出されることとなりました。 市場原理主義の小泉構造改革は、サラリーマン大増税や医療費患者負担増など、勤労者・市民の生活を逼迫させるとともに、地方自治の深刻な危機を招いています。また、小泉首相の靖国神社参拝は、対中国などアジア平和外交を危ういものとしています。 一方、「高橋道政」は、道民や市町村の置かれた深刻な状況を軽視し、国の言いなりに動くばかりです。将来展望を見据えぬまま、対処療法的な対応に終始する高橋道政にあって、道民の閉塞感は拡がるばかりです。 今日の危機的状況を打ち破るには、政権交代しかありません。民主党は体制を一新する中で、政権交代こそが真の構造改革であることを強く訴え、次期総選挙を視野に、明年の統一地方選挙、参議院選挙に総力をあげて取り組みます。 とりわけ、来春の統一地方選挙においては、知事の奪還、道議の過半数の議席獲得に全力をあげます。道民の目線に立った道政、額に汗して働く人の努力が報われる公正な政治、セーフティネットのある安心な社会の実現をめざして邁進する決意です。 民主党代表 小沢 一郎
民主党は、結党以来、「道州制」を含めた地方分権政策に積極的に取り組んできた。「道州制」は、北海道においても横路道政以来検討が進められ、2004年4月には先行実施を含めた一応の道の考え方(「道州制プログラム」)がまとめられている。 2006年2月、地方制度調査会は、「道州制のあり方に関する答申」を行い、道州制の制度設計に関する基本的考え方を示した。一方、政府与党は、今通常国会に「北海道道州制特区推進法案」を提出する方針を固めた。 民主党北海道は2006年2月、「分権改革プロジェクト・チーム(PT)」(逢坂誠二委員長)を設置し、道州制本来のあり方と北海道での道州制先行実施などの進め方について、精力的に論議を進めてきた。 以下、この間の論議の成果を『道州制のあり方・論点整理』として取りまとめ、これをひとつのたたき台として全道民的な議論に付すこととする。
(1)道州制とは (2)道州制の必要性 (3)道州制の導入の意義
(1)国と地方(道州、基礎自治体)の役割分担
(1)道州の位置づけ (2)道州と国及び基礎自治体との関係 (3)道州制への移行方法
北海道は、経済、生活文化、住民意識の面で、他府県とは独立したブロックを形成しており、地理的には既に「道州」の形態にある。この点で、都府県合併を経ずに道州制に移行可能な、道州制の先導的、モデル的な役割を果たす上でふさわしい地域である。
民主党は4月7日、都内で両院議員総会を開き、新代表に小沢一郎前副代表を選出した。任期は今年9月末まで。 当選後の就任挨拶で、「皆さまの推挙で私のような者が新代表に就任させていただくことになった。身に余る光栄と思う。これからの民主党の、その再建と政権への道を考えたときに、その使命・責任の重大さを感じる。皆さんの力を合わせ、政権交代を実現させるため全身全霊で一生懸命頑張ってまいります」と述べた。
この状況を受け4月17 日、民主党北海道格差拡大実態調査・対策特別委員会(委員長/鉢呂吉雄)の逢坂誠二衆議(道連副代表)らは、テレビ放送地上波デジタルへの移行に伴う実態調査を、北海道総合通信局、北海道庁、道内民放各局に対して行った。 この中で、@世帯カバー率を100%に近づけるための最後の1%程度を整備するコストが膨大に掛かる、A経営体力によっては、会社経営の将来に深刻な影響も懸念される、Bキー局からの資金支援などによっては、地方放送局の独自性が失われる懸念がある、C北海道は冬期工事が難しいことから、2011年の工事完了は厳しい、D切り替えに向けた住民対応、などの意見が出された。
愛媛県警と岡山県警で現職警察官が保存していたとされる捜査関係の資料が、「ウィニー」(交換ファイル)を通じて、インターネットによって外部流出した。民主党北海道は流出データを検証した結果、両県警合わせて、ファイルの数にして約4200。そのうち愛媛県警だけでも3700を超えている。流出した資料には、被害者、加害者、情報提供者、捜査協力者などの実名・住所、そして捜査手法などが具体的に書かれている。 事態を重くみた鉢呂衆議は、4月14 日の内閣委員会で沓掛国家公安委員長に質したが、発生から一カ月経った今も、依然として具体的な対策は行われておらず、個人情報やプライバシーは半永久的にネット上を漂い続けている。 愛媛県警の流出データには、「えっ!」と思うようなものが多く含まれていた。
また1件の事件に対して、一部内容が異なる2種類の捜査報告書が作成されている。警察OBは次のように推測する。 ●署長宛の捜査報告書〜起訴する上で必要とされる報告書。(正規の報告書) ●捜査第一課長宛の捜査報告書〜文面は署長宛に出したものと、ほぼ同じであるが、「情報提供謝礼を交付した状況」の文言が加筆されている。情報提供者に謝礼を支払ったかのように見せるために、この報告書を作成したのではないかと推測される。
参議院本会議は3月27日、新年度の予算案を可決。これによって定率減税の全廃が決定した。また今後の税制改革の中で各種控除の見直しなどによる「サラリーマン増税」や消費税率の本格的論議が加速化される懸念も予想される。 この状況を受け、民主党北海道と連合北海道は4月7日、札幌市内において定率減税に抗議し、「サラリーマン大増税反対」を世論に訴える街頭演説を行った。 この中で林大記道議(札幌市南区選出・道連政調委員長)は、「小泉構造改革によって、不公平・格差が益々拡がっている。今の政治を変えない限り、現在と将来の暮らしに安心できる社会はつくれない」と訴えた。
介護保険との統合(活用)問題は、次回の介護保険改正に持ち越されたが、昨年2月に厚生労働省は、新たな制度として「障害者自立支援法案」を国会に上程した。 この法案に対して、全国の多くの障害当事者及び障害当事者団体は、「私たち抜きに、私たちのことを決めないで!」とのスローガンを掲げ、厚生労働省や各政党にこの法案の問題点を指摘し続けた。その行動は、全国と連動して北海道でも進めてきたが、残念ながら障害当事者の声を十分に聞くことなく、昨年10 月にこの法案は、可決成立した。また、衆議院厚生労働委員会での採決にあたっては、「このままでは、生きていけない!」との傍聴席からの障害者の声に与党議員からは、「まだ、死んでないだろう!」との暴言が返された。 この法律の個別具体的な問題点は、「利用者負担」、「サービス量の確保」等があるが、その根本は、この法律がその名のとおり本当に障害者の自立を支援し地域で障害者が生きることを支える制度なのか、それとも自立を阻害し、当たり前に生きることを阻止する制度なのかということである。 今年4月、福岡県において障害をもつ娘と暮らす母親は、役所に費用負担ができないこと。そのために介護を自分で行うことの不安を訴えつづけたが、その声は、行政や政治に届くことなく、費用負担がはじまる4月を待たず、娘と無理心中を図った。この法律が決められる日の当事者の声は、現実となったのである。 「この病気を持った不幸とこの国に生まれた不幸」との精神障害関係者の言葉があるが、私たちは、この法律がスタートした今も、あきらめることなく障害者が当たり前に生きることのできる社会を実現するために当事者主体の運動を進めている。 しかし、残念ながら道内の国及び地方で私たちの声に応えてくれた政治家は、極めて少数であり、限定された議員であった。私たちは、政治が、議員が、こうした障害者をはじめとする国民、道民、市民の叫びにも似た声に耳を傾け行動を起こすことを期待したい。
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