この後、自民党道州制推進議員連盟が作成した「北海道道州制特区推進法案」についての解説があり、協議に入った。メンバーからは「法案の目的は分権の推進よりも行政の合理化をめざしている」「法案の内容では国と道、市町村の役割分担が不明確だ」「このような案に道庁が飛びつこうとしているのは問題だ」との意見が出され、プロジェクトチームは現在議論されている「北海道道州制特区推進法案」には反対していくことで一致した。 第2回目は2月25日に開催し、宮脇淳氏(北海道大学公共政策大学院院長)を招き、「道州制特区の動きと行政改革」について基調講義を受けた後、道州制のあり方について論点整理を行った。
北海道にふさわしい分権型社会の創造に向け、「道州制」のイメージとその実現のプロセス等について具体的に検討し、真の分権改革の推進を図る。
(1)道 州 制・・・・・・・・・・・イメージとその実現のプロセス (2)分権改革・・・・・・・・・・国・道(州)・市町村の役割分担、権限 および税財源 (3)自治のかたち・・・・・・・「道州政府」、市町村、支庁制度のあり方
○民主党は、『道州制』とは、地域主権の「国のかたち」をつくることだと考えている。 ○今回、自民党の提起した「北海道道州制特区推進法案」は、道州制特区と銘打ちながら、道州制の理念・イメージが全く示されていない。 ○また、国の事務事業を道に移譲するとしているが、国と道、市町村の基本的な役割分担が明確にされないまま、一部の事務事業(地方支分局が管轄)の移譲に留まっている。権限の移譲に伴う財源の移譲(措置)も不明確なものとなっている。 ○さらに、現行の北海道開発法や地方支分局、財政特例の廃止など、北海道経済や道民生活に大きな影響が及ぶ(北海道に特定した)法律であるにもかかわらず、道民合意の手続きが全くとられていない、等といった重大な問題点を有している。 ○以上のことに鑑み、民主党北海道としては、この法案に賛同することはできない。 →小泉政権の「小さな政府」・「地方切り捨て」路線による拙速かつ不備な法案の成立に反対する。 (※道民の合意については、憲法95条を参照)
(1)目的は「(道州制)分権の推進」よりも「行政の合理化」? この法案の目的は「事務事業の移譲等の特例措置を講じることにより、北海道の特性に応じた活力ある地域づくりを推進するとともに、国及び地方公共団体の行政体制の合理化を図る」とされている。 →『道州制』の理念やイメージが全く不明。基本的に不可欠な理念・目的と思われる「地方分権の推進」や「地域主権の確立」といった文言すら明記されていない。要するに、単に行政体制の合理化を図ることを主眼にした法案。 (2)国が「道庁の合理化」や「市町村合併」を強要? (3)「北海道開発法」は廃止? (4)国の地方支分局は廃止?国と道、市町村の役割分担が不明確 (5)補助率嵩上げの財政特例は、「経過措置」として存続? (6)事務事業の移譲に伴う国家公務員は道に出向? 国のリストラを道に押しつけ?
実態調査の第一弾として、「異常寒波による在庫不足」「原油価格高騰」を理由に、異常な高騰を続けている灯油価格について、2月20日に北海道生活共同組合連合化や北海道トラック協会に対して実態調査を行った。 道生協連への調査にあたって鉢呂代表は、「日常生活に支障をきたさないためにも、灯油の価格高騰による便乗値上げに対しては、しっかりと監視し指導する必要がある。そのためにも価格等の情報公開が速やかに行われなければならない」と挨拶。これに対して道生協連の大滝悦子理事は、「年金受給者など低所得者には大変な負担が強いられている。高騰が続く状態を一日も早く解消してほしい」と灯油の安定供給と適正価格の実現に向けた要望が行われた。 またトラック協会からは、燃油の値上がりによって、純利益に大きな影響が出ているとの報告がされた。 この後、調査委員会は北海道経済産業局(局長‥内山俊一)を訪れ、(1)便乗値上げが行われないよう調査・監視・指導を行うこと、(2)国内備蓄の放出など量の確保と価格の適正化に対して最優先に対応すること、(3)安定的な供給計画をはかること、(4)価格動向などについて、速やかに情報開示を行うこと、などについて要請を行った。 灯油価格は依然として高騰を続けており、厳しい北海道で暮らす道民の生活に大きな経済負担となっている。そのことにより消費も手控え状態となっており、経済への影響も懸念される事態にある。 同委員会はこの後、民主党BSE問題対策本部(本部長‥ 山岡賢次副代表)と共同で、酪農業の現状とBSEに関する調査を2月26日から27日の日程で行った。
民主党BSE問題対策本部(本部長:山岡賢次副代表)は2月23日、国会内での第4回会合で、ヒアリングを実施。また、今後の対応について意見を交換した。 この日の会合は、民主党食べものの安全合同会議(『次の内閣』農林水産・厚生労働・内閣・消費者・外務防衛部門合同会議)との共催。米国で食肉処理施設を経営しているクリークストーン・ファームズ社からジョン・スチュワート氏を迎えて、米国産牛肉に関する現状についてヒアリングを行った。民主党が1月29日から2月2日まで米国に派遣した調査団は、同社施設を訪問している。 冒頭、挨拶に立った山岡本部長は、米国産牛肉の輸入について、「日本側のニーズに合致した会社を選択し、きちんと調査して、そこから入れるべきだというのが我が党の方向だ」と指摘。今回のヒアリングで得られた情報を元に率直な意見交換を行い、対策本部の今後の方向性を検討したいと語った。 会議では、スチュワート社長が、米国産牛肉の品質と安全性の確保に向けて同社が進める取り組みを紹介。生産記録による牛の月齢識別や厳格な飼料管理、全頭検査の実施について説明し、日本の求める条件を満たして再開につなげたいとの意思を示した。また、現行の包括的な食肉処理施設の承認ではなく、施設ごとの認定制度を求めたいとの提言があった。
民主党・道民連合議員会(会長‥段坂繁美)とフロンティア議員会は、2月9日〜10日の日程で紋別市を訪れ、医科大学からの医師派遣引き上げなど、直面する地域医療の現状調査(調査団長‥沢岡信広)を行った。 合同調査団は西本美嗣道議会副議長を顧問に、2会派から10名の議員が参加し、西紋別地区関係市町村長(紋別市、滝上町、興部町、雄武町、西興部村)や「道立紋別病院医療機能等の充実を求める紋別市民の会」の関係者と、道立紋別病院の現状と医師確保問題についての意見交換を行った。 この中で地元からは、地域医療の崩壊の危機に直結する医師確保問題の深刻さとその影響、地域で安心して生活できる医療環境の充実と確保の必要性など、地域が抱える問題点と実態について述べられ、医療機能縮小が市民に大きな不安を与えていると厳しい現状の説明が行われた。また現在の給与体系が道職員に準じていることから、指導医的な医師の確保・招聘のためには、民営化や第三セクター化への移行なども視野に入れ、運営体制全般の再検討も必要との指摘があった。 これに対して沢岡団長は、「地域のあり方など総合的な視点で医療体制の再構築を検討していかなければならない」と述べた。 医師の欠員は入院受け入れ機能にも大きく影響を与えているとともに、不測の事態にも緊急かつ速やかに対処できないことへの不安により、一層、住民の紋別病院離れを加速化させている。また若い世代には、この地域では高度な医療を受けることができないと転出を考える人もでてきている。医療現場での地方と都市部の医療環境の格差の拡大が、住民の健康と生活に大きな不安を与えているとともに、地域の高齢化と過疎化に拍車を掛けている。医師不足の問題は今や紋別市に限らず、各地域が抱える切実な問題となっている。
高橋知事の最終政策予算となる第1回定例道議会が2月23日に開会した。国や道の財政危機は、道民生活や道内経済を脅かし、セーフティネットが十分整えられないまま格差は拡大し、そのしわ寄せは社会的弱者や地域を直撃している。 本議会は、高橋知事の道政運営を問い、地域や道民の暮らしの展望を議論することを通じて、高橋道政3年間の検証する議会でもある。会期は3月24日まで。
○公約達成の状況、執行方針 ○道行財政見直し、新年度予算案〜財政展望、 公共事業のあり方 ○地方分権問題〜道州制、市町村のあり方、 地域行政 ◆道政上の課題について ○経済、雇用対策〜雇用創出、中小企業対策 ○一次産業対策〜農業(食の安全・安心、所得 対策)、水産業振興、 森林づくり ○地域医療対策〜医師確保など ○環境、安全問題〜アスベスト、 耐震、幌延 有害物質対策 ○平和問題〜米軍再編など ◆教育課題について ◆公安問題について
1月20日から開会(会期末は6月18日予定)されている通常国会。耐震偽装、ライブドア、BSE、防衛施設庁談合。いわゆる4点セットが大きな争点となっているが、今回は、重要法案や政策テーマが目白押しである。
民主党は2月23日午後、参議院に「学校安全対策基本法案」を提出した。 法案は広島県で起きた小1女児殺害事件を契機に、子どもの安全対策を急がなければならないとの視点で検討を進めてきたもので、同様の犯罪が続発している現状を踏まえ、民主党が重視する子どもの安全対策の第一弾として策定された。学校の児童・生徒が授業中や通学、課外活動時などの際に犯罪、事故、災害に遭うのを未然に防ぐための対策の推進・実施を国、自治体、学校設置者の「責務」と明記している。 特に国には安全対策の実施に必要な財政措置も義務づけ、「対策推進に関する基本計画を策定しなければならない」と定め、国・地方自治体・学校設置者等の連携を確保するなかで、計画的に対策を推進するというもの。
鉢呂吉雄衆議は2月2日、北海道警察による不正経理問題に関する質問主意書を内閣に提出した。質問の内容は、札幌地検による刑事告発不起訴、道警の内部調査、国費・道費返還原資などに関するものであり、78項目から成っている。 これに対して、内閣は2月10日に答弁書を同氏に送付。答弁の多くは「差し控える」としており、不正経理問題で生じている疑問に対して、具体的な答弁を避けた。 お粗末な答弁内容に対して同氏は、改めて質問主意書を提出「答弁を差し控える」とした真意について質すこととしている。 なお同氏は不正経理問題での質問主意書を、過去二度提出している。 ◆質問主意書〜国会法74条の規定に基づき、国会会期中に限って国会議員は内閣に対して文書で質問を行うことができる。
昨年の2月28日、市民有志が集まり設立された『道民の会』は、その後700名を超える賛同人が集まり、同会は賛同団体等と協力して署名活動の取り組みや、全道19ヶ所での集会を開催してきた。 また同会の一年間の活動記録集「警察よ!初心を忘れるなかれ〜信頼回復を求めた365日」を発刊した。
民主党の「小泉内閣の光と影」プロジェクト(座長‥松本剛明政調会長)は2月10日、第一回目の会議を開催し、小泉政権発足以降の様々な「影」について検討を行うことを確認した。この中で松本座長は、「小泉改革と言われる構造改革の本質と顕在化するものが出てきた」と指摘。政治の基本は現状認識であり、様々な方面から話しを聞き、数字を確認し、現場に行くことの重要性を強調した。 また、2月17日の第二回目の会議では、所得、生活、雇用、教育、健康格差、地域間格差などについての問題点を整理していくことを確認した。 民主党北海道も、小泉構造改革によって北海道の中で起きている様々な格差問題の現状を把握するために2月20日、「北海道格差拡大実態調査特別委員会」を設置。第一回目は灯油・燃油の価格調査、第二回目は酪農業の現状とBSEに関する調査を行った。 民主党北海道は2月15日、持ち回りによる常任幹事会を開催し、留萌市で行われる道議補欠選挙の候補者を推薦決定した。
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