民主党
民主ほっかいどう
〜インターネット版〜
2006.3.1号外
No.100




1 道州制特区推進法案には反対
2 分権改革プロジェクトチーム
3 自民党道州制推進議員連盟が作成した
「北海道道州制特区推進法案」の イメージに対する民主党北海道の考え方
4 生活者を直撃する灯油の値上り
「格差拡大実態調査特委会」を設置
5 党BSE問題対策本部
第4回会合を開催し、意見交換行う
6 道議会民主党が紋別市などと意見交換
医師不足、医療環境の格差問題で現地調査
7 第1回定例道議会が開会
高橋道政の是非を問う
8 164回国会重要課題
9 児童・生徒の安全確保に向け学校安全対策基本法案を参院に提出
10 道警不正問題で質問主意書を提出
回答を拒む内閣
11 『道民の会』が設立一年
活動記録集を発刊
12 格差問題を論議
「小泉内閣の光と影」プロジェクト
13 北海道議会議員 留萌市補欠選挙


1.道州制特区推進法案には反対


(左から)林、逢坂、松井の各PTメンバー
  民主党北海道は分権改革プロジェクトチーム(委員長逢坂誠二道連副代表)の第1回会合を2月18日に開催した。冒頭、逢坂委員長は「地方分権は分権改革で「進んだ」という意見と「まだまだ」という声がある。今、議論されている道州制は行財政改革、合理化中心に話が進んでいる。一連の検証を行ってから道連としての考え方をまとめたい」とあいさつした。
この後、自民党道州制推進議員連盟が作成した「北海道道州制特区推進法案」についての解説があり、協議に入った。メンバーからは「法案の目的は分権の推進よりも行政の合理化をめざしている」「法案の内容では国と道、市町村の役割分担が不明確だ」「このような案に道庁が飛びつこうとしているのは問題だ」との意見が出され、プロジェクトチームは現在議論されている「北海道道州制特区推進法案」には反対していくことで一致した。
  第2回目は2月25日に開催し、宮脇淳氏(北海道大学公共政策大学院院長)を招き、「道州制特区の動きと行政改革」について基調講義を受けた後、道州制のあり方について論点整理を行った。


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2.分権改革プロジェクトチーム

 1.目的

  北海道にふさわしい分権型社会の創造に向け、「道州制」のイメージとその実現のプロセス等について具体的に検討し、真の分権改革の推進を図る。

 2.構成

委員長
  逢坂 誠二
  (民主党北海道 副代表)
委員長代行
  佐々木隆博   (民主党北海道議員団 事務局長)
副委員長
  林  大記   (民主党北海道 政策調査委員長)
委員
  木村 峰行   (道議会民主党・道民連合 政審副会長)
    蝦名 清悦
  (道議会民主党・道民連合 政審副会長)
    小谷 毎彦
  (道議会民主党・道民連合 政審委員)
    藤原 広昭
  (札幌市議会民主党・市民の会 政審会長)
  ※この他 連合北海道など、関係団体が加わる。
事務局長
  松井  豊
  (民主党北海道 企画局長)
事務局次長
  扇谷 寿顕
  (道議会民主党・道民連合 政審事務局長)
    中村  剛
  (民主党北海道 企画部長)

 3.検討課題

(1)道 州 制・・・・・・・・・・・イメージとその実現のプロセス
(2)分権改革・・・・・・・・・・国・道(州)・市町村の役割分担、権限 および税財源
(3)自治のかたち・・・・・・・「道州政府」、市町村、支庁制度のあり方


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3.自民党道州制推進議員連盟が作成した
「北海道道州制特区推進法案」のイメージに対する
民主党北海道の考え方
2006年2月18日 民主党北海道 分権改革PT

○民主党は、『道州制』とは、地域主権の「国のかたち」をつくることだと考えている。
○今回、自民党の提起した「北海道道州制特区推進法案」は、道州制特区と銘打ちながら、道州制の理念・イメージが全く示されていない。
○また、国の事務事業を道に移譲するとしているが、国と道、市町村の基本的な役割分担が明確にされないまま、一部の事務事業(地方支分局が管轄)の移譲に留まっている。権限の移譲に伴う財源の移譲(措置)も不明確なものとなっている。
○さらに、現行の北海道開発法や地方支分局、財政特例の廃止など、北海道経済や道民生活に大きな影響が及ぶ(北海道に特定した)法律であるにもかかわらず、道民合意の手続きが全くとられていない、等といった重大な問題点を有している。
○以上のことに鑑み、民主党北海道としては、この法案に賛同することはできない。
  →小泉政権の「小さな政府」・「地方切り捨て」路線による拙速かつ不備な法案の成立に反対する。
  (※道民の合意については、憲法95条を参照)

<具体的な問題点>

(1)目的は「(道州制)分権の推進」よりも「行政の合理化」?
  この法案の目的は「事務事業の移譲等の特例措置を講じることにより、北海道の特性に応じた活力ある地域づくりを推進するとともに、国及び地方公共団体の行政体制の合理化を図る」とされている。
『道州制』の理念やイメージが全く不明。基本的に不可欠な理念・目的と思われる「地方分権の推進」や「地域主権の確立」といった文言すら明記されていない。要するに、単に行政体制の合理化を図ることを主眼にした法案。

(2)国が「道庁の合理化」や「市町村合併」を強要?
  この法案では「北海道は、市町村に対して積極的に事務事業の移譲等を進めるとともに、市町村合併を推進するための必要な措置を講じ、その進捗に応じて行政体制の合理化を進めるように努める」という北海道の責務を定めている。
北海道(道議会、市町村、道民)の合意もなく、国がかってに道庁の合理化や市町村の合併を強要するかのような法律を定めることに問題。

(3)「北海道開発法」は廃止?
  事務事業の移譲等の特例措置として、この法案では「国土形成計画法の特例」を謳っているが、「北海道開発法」については触れていない。
現在、北海道の長期計画は「国土形成計画法」ではなく、「北海道開発法」で定められている。この法案では、開発法を廃止して全国共通の国土形成計画法の一環に収斂させるという意図が伺える。道民の合意なしで、北海道開発法を廃止しようとする強引な手法に問題。

(4)国の地方支分局は廃止?国と道、市町村の役割分担が不明確
  事務事業の移譲などの特例措置では、(3)のほか、道路法、河川法、砂防法、都市計画法、農地法、森林法、職業安定法、健康保険法、食品衛生法、薬事法、商工会議所法、割賦販売法、大気汚染防止法、廃棄物の処理及び清掃に関する法、鳥獣の保護及び狩猟の適正化に関する法などが個別列挙され、順次追加するとされている。
列挙された個別事務事業は、現在、北海道開発局や労働局、経産局などといった国の地方支分局が管轄しているものがほとんど。順次追加するといっても、国(省庁)と道、市町村の役割分担が不明確のまま、一体何をいつ、追加するつもりなのか。地方支分局が管轄する事務事業だけに留まる可能性が濃厚。

(5)補助率嵩上げの財政特例は、「経過措置」として存続?
  事務事業の移譲などの特例措置の実施にあたって、この法案では「当分の間、経過措置として、国庫補助率は現行通りとする。・・・・」としている。
「当分の間の経過措置」は、いずれ廃止の意図。誰がいつ、どのような手続きで決めるのかが不明。

(6)事務事業の移譲に伴う国家公務員は道に出向? 国のリストラを道に押しつけ?
  事務事業の移譲等に伴う経過措置の一環として、この法案では「道に出向する国家公務員については、退職金の通算等の身分保障措置を講じる」としている。
国の地方支分局を廃止して、その職員を道に出向させようとする(地方支分局と道を統合して道職員にする?)意図が明白。国のリストラを道に押しつけか?

※参考:憲法95条は、「一つの地方公共団体のみに適用される特別法は、法律の定めるところによりその地方公共団体の住民の投票においてその過半数の同意を得なければ、国会はこれを制定することができない


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4.生活者を直撃する灯油の値上り
「格差拡大実態調査特委会」を設置


(左から)逢坂、鉢呂、小川の委員会メンバー
  小泉構造改革により、所得や生活など様々の面において格差が拡大し、社会の二極化構造が進んでいるとして、民主党北海道は鉢呂吉雄代表を委員長に、「格差拡大に関する実態調査・対策特別委員会」を設置した(4面に関連記事)。
  実態調査の第一弾として、「異常寒波による在庫不足」「原油価格高騰」を理由に、異常な高騰を続けている灯油価格について、2月20日に北海道生活共同組合連合化や北海道トラック協会に対して実態調査を行った。
  道生協連への調査にあたって鉢呂代表は、「日常生活に支障をきたさないためにも、灯油の価格高騰による便乗値上げに対しては、しっかりと監視し指導する必要がある。そのためにも価格等の情報公開が速やかに行われなければならない」と挨拶。これに対して道生協連の大滝悦子理事は、「年金受給者など低所得者には大変な負担が強いられている。高騰が続く状態を一日も早く解消してほしい」と灯油の安定供給と適正価格の実現に向けた要望が行われた。
  またトラック協会からは、燃油の値上がりによって、純利益に大きな影響が出ているとの報告がされた。
  この後、調査委員会は北海道経済産業局(局長‥内山俊一)を訪れ、(1)便乗値上げが行われないよう調査・監視・指導を行うこと、(2)国内備蓄の放出など量の確保と価格の適正化に対して最優先に対応すること、(3)安定的な供給計画をはかること、(4)価格動向などについて、速やかに情報開示を行うこと、などについて要請を行った。
  灯油価格は依然として高騰を続けており、厳しい北海道で暮らす道民の生活に大きな経済負担となっている。そのことにより消費も手控え状態となっており、経済への影響も懸念される事態にある。
  同委員会はこの後、民主党BSE問題対策本部(本部長‥
山岡賢次副代表)と共同で、酪農業の現状とBSEに関する調査を2月26日から27日の日程で行った。

格差拡大に関する実態調査・対策特別委員会

委 員 長
 鉢呂 吉雄 代表
副委員長
 小川 勝也 副代表
 逢坂 誠二 副代表
【各総支部代表】
委   員
 三津 丈夫 副代表
 沖田 龍児 幹事長
 林  大記 政策調査委員長
 西川 将人 道民運動委員長
事務局長
 永田 博明 道民運動委員会事務局長


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5.党BSE問題対策本部
第4回会合を開催し、意見交換行う

 民主党BSE問題対策本部(本部長:山岡賢次副代表)は2月23日、国会内での第4回会合で、ヒアリングを実施。また、今後の対応について意見を交換した。
  この日の会合は、民主党食べものの安全合同会議(『次の内閣』農林水産・厚生労働・内閣・消費者・外務防衛部門合同会議)との共催。米国で食肉処理施設を経営しているクリークストーン・ファームズ社からジョン・スチュワート氏を迎えて、米国産牛肉に関する現状についてヒアリングを行った。民主党が1月29日から2月2日まで米国に派遣した調査団は、同社施設を訪問している。
  冒頭、挨拶に立った山岡本部長は、米国産牛肉の輸入について、「日本側のニーズに合致した会社を選択し、きちんと調査して、そこから入れるべきだというのが我が党の方向だ」と指摘。今回のヒアリングで得られた情報を元に率直な意見交換を行い、対策本部の今後の方向性を検討したいと語った。
  会議では、スチュワート社長が、米国産牛肉の品質と安全性の確保に向けて同社が進める取り組みを紹介。生産記録による牛の月齢識別や厳格な飼料管理、全頭検査の実施について説明し、日本の求める条件を満たして再開につなげたいとの意思を示した。また、現行の包括的な食肉処理施設の承認ではなく、施設ごとの認定制度を求めたいとの提言があった。

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6.道議会民主党が紋別市などと意見交換
医師不足、医療環境の格差問題で現地調査

 民主党・道民連合議員会(会長‥段坂繁美)とフロンティア議員会は、2月9日〜10日の日程で紋別市を訪れ、医科大学からの医師派遣引き上げなど、直面する地域医療の現状調査(調査団長‥沢岡信広)を行った。
  合同調査団は西本美嗣道議会副議長を顧問に、2会派から10名の議員が参加し、西紋別地区関係市町村長(紋別市、滝上町、興部町、雄武町、西興部村)や「道立紋別病院医療機能等の充実を求める紋別市民の会」の関係者と、道立紋別病院の現状と医師確保問題についての意見交換を行った。
  この中で地元からは、地域医療の崩壊の危機に直結する医師確保問題の深刻さとその影響、地域で安心して生活できる医療環境の充実と確保の必要性など、地域が抱える問題点と実態について述べられ、医療機能縮小が市民に大きな不安を与えていると厳しい現状の説明が行われた。また現在の給与体系が道職員に準じていることから、指導医的な医師の確保・招聘のためには、民営化や第三セクター化への移行なども視野に入れ、運営体制全般の再検討も必要との指摘があった。
  これに対して沢岡団長は、「地域のあり方など総合的な視点で医療体制の再構築を検討していかなければならない」と述べた。
  医師の欠員は入院受け入れ機能にも大きく影響を与えているとともに、不測の事態にも緊急かつ速やかに対処できないことへの不安により、一層、住民の紋別病院離れを加速化させている。また若い世代には、この地域では高度な医療を受けることができないと転出を考える人もでてきている。医療現場での地方と都市部の医療環境の格差の拡大が、住民の健康と生活に大きな不安を与えているとともに、地域の高齢化と過疎化に拍車を掛けている。医師不足の問題は今や紋別市に限らず、各地域が抱える切実な問題となっている。

(正面左から)沢岡、西本、林、佐野、日下の各道議 *写真提供(沢岡信広道議〜北広島市)

 ◆調査団名
  北海道議会民主党道民連合・
  フロンティア議員会地域医療問題合同調査団
 ◆合同調査参加議員

顧 問
西本美嗣(議会副議長、民主党・道民連合、札幌市西区)
団 長
沢岡信広(民主党・道民連合幹事長、北広島市)
副団長
岡田憲明(フロンティア会長、保健福祉委員長、深川市)
事務局長
林 大記(民主党・道民連合政審会長、札幌市南区)
団 員
井上真澄(フロンティア幹事長、紋別市)
  佐野法充(民主党・道民連合、札幌市豊平区)
  日下太朗(民主党・道民連合、網走支庁)
  保村啓二(民主党・道民連合、網走支庁)
  大河昭彦(フロンティア、滝川市)
  織田展嘉(フロンティア、石狩市)

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7.第1回定例道議会が開会
高橋道政の是非を問う
 
 高橋知事の最終政策予算となる第1回定例道議会が2月23日に開会した。国や道の財政危機は、道民生活や道内経済を脅かし、セーフティネットが十分整えられないまま格差は拡大し、そのしわ寄せは社会的弱者や地域を直撃している。
  本議会は、高橋知事の道政運営を問い、地域や道民の暮らしの展望を議論することを通じて、高橋道政3年間の検証する議会でもある。会期は3月24日まで。

《民主党・道民連合が取り扱う諸課題(予定)》
◆知事の政治姿勢について
○公約達成の状況、執行方針
○道行財政見直し、新年度予算案〜財政展望、 公共事業のあり方
○地方分権問題〜道州制、市町村のあり方、 地域行政
◆道政上の課題について
○経済、雇用対策〜雇用創出、中小企業対策
○一次産業対策〜農業(食の安全・安心、所得 対策)、水産業振興、 森林づくり
○地域医療対策〜医師確保など
○環境、安全問題〜アスベスト、 耐震、幌延 有害物質対策
○平和問題〜米軍再編など
◆教育課題について
◆公安問題について

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8.164回国会重要課題

 1月20日から開会(会期末は6月18日予定)されている通常国会。耐震偽装、ライブドア、BSE、防衛施設庁談合。いわゆる4点セットが大きな争点となっているが、今回は、重要法案や政策テーマが目白押しである。
※2月10日現在

課  題
民主党内論議の現状・方向性
政府・与党の状況・概要
■個人情報の保護 個人情報WTを設置。与党内で検討中の法案は問題が多い。 不正な利益を図る目的で情報を漏洩した個人に対し、罰則を設ける内容の「個人情報保護法一部改正案」が検討されている。
■国内テロ対策 01年12月に民主党「国内テロ対策」を策定したが、その後の情勢の変化等に応じた政策を検討中。 04年2月に「テロの未然防止に関する行動計画」を策定し、必要な法改正等に着手。
■地方税法改正案 分権調査会で、税源移譲の金額や国と地方の税目交換ついて検討の予定。 所得税から個人住民税への3兆円規模の税源移譲、個人住民税に係る定率減税全廃、個人住民税所得割の税率フラット化等に関するもの。
■公務員制度改革
国家公務員定員削減
公務員制度改革等調査会において、05年12月に中間報告を取りまとめた。来年3月を目途に最終報告を取りまとめる予定で作業中。 国家公務員を5年間で5%以上純減する「総人件費改革」等を盛り込んだ「行政改革の重要方針」を05年12月24日に閣議決定。その内容をそのまま法案に落とした「行政改革推進法(仮称)」を通常国会に提出予定。
■地方財政改革/
  「三位一体改革」
(05年総選挙マニフェスト)国がナショナル・ミニマムとして責任を持つべき生活保護費や児童扶養手当を除き、現在約20兆円の補助金のうち約18兆円を廃止し、税源移譲5.5兆円と一括交付金12.5兆円に切り換える。 「三位一体改革」における11月30日の政府・与党合意で、数字上は4兆円という国庫補助負担金削減の目標額は達成された。しかし、補助率引き下げという手法を多用するなどとした結果、地方の権限が余り増えない内容に終わった。
■北方領土問題 米ソ冷戦終結後の93年、当時の細川総理とエリツィン大統領が北方四島帰属問題を明確にした「東京宣言」に立ち戻り、国後・択捉を含む四島の一括返還を粘り強く働きかける。領土問題を解決し、経済・安全保障問題・エネルギー問題などでの幅広い協力の実現をめざす。 プーチン大統領が来日するも、期待されていた共同声明も見送られ、焦点の北方領土問題では、ロシア側は、1956年の日ソ共同宣言の二島返還論に後退。
■自衛隊法の一部改正案(仮称) 海外活動の本格任務化の議論が想定される中、民主党では、憲法調査会が提起した「安全保障基本法」構想や「国際協力隊」構想も議論の対象。 自衛隊の実施する国際平和協力活動等を本格任務化。
■緊急事態基本法案(仮称) 民主党の主張により協議されてきた経緯あり。危機管理庁構想や情報収集体制の整備も含めたテロ対策も議論の対象。 自民・民主・公明三党合意に基づいて提出される見込み。
■在日米軍再編問題と日米防衛協力のあり方、日米地位協定の改定問題 普天間飛行場の返還決定から9年間放置。合意案(沿岸案)は、環境面などの懸念を依然残したまま。公共事業のあり方、環境保全対策等の諸点について、妥当性を検証。基地問題の解決には、沖縄県民の理解が不可欠。米軍再編と地位協定の改定協議と連動を図る。また横須賀の強盗殺人事件等を受け、改めて日米地位協定の改定をめざす。 普天間飛行場移設問題を含む。なお政府は移設の早期実現に向け、公水面の使用権限を知事から国に移管する特措法の検討に入ったとされる。横須賀の強盗殺人事件等にもかかわらず、日米地位協定については運用変更の方向。
■イラク人道復興支援 累次にわたって、同法に基づく自衛隊反対の方向性を確認。前国会ではイラク特措法廃止法案を再提出。今後の復興支援のあり方には、活動の主体を自衛隊からNGOや民間へ転換し、国際協調、日米同盟、中東政策等、戦略的見地からも積極的に関与。 5月に空自輸送任務は残し、サマワの陸自は撤退との報道。選挙等の政治プロセスが進行中だが、イラクでは依然として深刻な自爆テロ等が横行。
■拉致被害者支援法 拉致事件の解決、脱北者支援等の見地から、「北朝鮮人権侵害救済法案」を再提出の予定。 現在認定の拉致被害者及びその家族は、拉致被害者支援法に基づく支援を受けているが、03年1月に施行された同法附則第3条に、3年後の検討規定が置かれており、今年1月を目途に現在作業中。
■北朝鮮問題 「北朝鮮人権侵害救済法案」の再提出を視野に、この間明らかになった、外国人も含む新たな拉致被害者の存在や、複数の実行犯の速やかな引渡しを求め、政府に対して毅然とした対応を求める方向。 中断している六者協議の動向を注視。拉致事件の解決なしでは日朝国交正常化交渉の進展はないとの立場。今後の日朝政府間交渉の行方、経済制裁発動の是非。
■所得税法案等改正案 党税制調査会において「平成18年度税制改正に関する考え方」を05年12月に「次の内閣」へ中間報告済み。今後は中間報告を踏まえ対応を検討。 @所得税:定率減税の廃止、各種所得控除の縮小・廃止(サラリーマン増税)A法人税:設備投資税など租税特別措置の延長の可否、公益法人等の税率の引き上げ、課税対象所得の範囲の拡大及び寄付金優遇対象法人の範囲の見直し等B酒税:その他の雑酒(いわゆる第三のビール)の税率引き上げC道路特定財源諸税:道路特定財源の一般財源化、環境税の創設D消費税:消費税率の引き上げ、軽減税率の導入問題など。
■財政構造改革への取り組み NC財政相の下で「財政健全化プラン」の検討を進め、総選挙では
「3年間で10兆円削減」を主張。
「2010年代初頭における国・地方を合わせた基礎的財政収支黒字化めざす」との政府方針は達成可能か。歳入・歳出一体改革において、歳出削減と増税をどのように組み合わせるのか。
■教育基本法改正案 岡田『次の内閣』時点で教育基本問題調査会作業部会が報告書を作成。党の考え方の合意形成を進める。 教育の基本理念を定める法律。自公与党は今国会での改正案提出に向け協議中。愛国心を巡って議論あり。
■子どもの安全対策 「子どもの安全合同会議」を設置。05年12月17日「子どもの安全に関わる緊急アピール」を発表。学校及びその他周辺の安全対策を推進する「学校安全対策基本法案」を今通常国会に提出予定。学校設備の耐震化等にも取り組む。 「犯罪から子どもを守るための対策に関する関係省庁連絡会議」を設置。05年12月20日に緊急対策6項目を含む「犯罪から子どもを守るための対策」をとりまとめた。
■児童手当の拡充 所得水準にかかわらず、義務教育終了年齢までの子ども一人あたり、月額16,000円を支給。対法案を提示する方向。 現行、小学3年生までの児童手当の支給対象を6年生まで拡大することで自・民・公は合意。年収要件も780万円から1000万円へ拡充。政府は今国会に「児童手当法改正案」を提出か。
■医療制度(構造)改革関連法案 「民主党医療制度改革の基本的考え方」を軸にして対案の提出を検討。 医療費の伸びの適正化策。高齢者医療制度の創設、保険者の再編等を内容とする医療保険制度改革及び医療計画、医療法人制度等を見直す医療提供体制の改革。
■男女雇用機会均等法改正案 男女共同参画調査会及び厚生労働部門でヒヤリング等を実施中。民主党のパート労働者均等待遇確保法案を再提出する。 募集や採用・昇進でのいわゆる「間接差別」の禁止、妊娠・出産等を理由とした配置転換の禁止など不利益取扱いの禁止など。
■年金制度改革 国民年金を含めた一元化の実現なく、年金改革の達成はない。 持続可能で安心できる年金制度の構築が必要。被用者年金の一元化と年金制度全般にわたる見直し、議員年金制度も。
■農業の担い手に対する経営安定のための交付金の交付に関する法律案 「農業再生プラン」をベースに対応 米、麦等の農産物の安定供給を確保するため、当該農産物の生産の担い手である農業者に対し、その経営安定を図るために必要な交付金を交付する措置を講ずる。
■米国産牛肉輸入再開 食品安全委員会の結論は、「米国・カナダのリスク評価を科学的に評価することは困難」としており、科学的知見に基づく判断でないことは明らか。また食品安全委員会が政府に強く求めていた輸出プログラム(月齢管理・飼料規制の厳守等)の実効性及び遵守の担保についても政府は何ら実施していない。民主党は、輸入牛肉についても日本と同様のトレーサビリティを義務付ける等の法案を提出済み。 政府は20カ月齢以下の米国産等牛肉について輸入再開を決定。
■中小企業対策 平成18年度の民主党予算に関連政策は盛り込み。政策金融改革については部門の意見を反映。 ものづくり支援、中心市街地活性化、創業・ベンチャー支援。中小企業ものづくり支援法(仮称)は《経済産業》に記載。政府は、中小企業協同組合法の改正も検討。さらに中小企業再生のための産業再生法の改正を検討。
■耐震設計偽造問題 05年12月6日に耐震強度偽装問題対策特別本部で政府申入れ(緊急に対応すべき事項)と再発防止策を検討、取りまとめ中。 政府は12月6日に関係閣僚会議で当面の対応を取りまとめ。再発防止策として建築士法・建築基準法等改正の可能性。
■アスベストによる健康被害を救済する新法 163回特別国会において民主党は「石綿対策の総合的推進に関する法律案」を提出。また今国会では政府が法案を提出。しかし、政府の救済措置はお見舞い措置に過ぎず、具体的内容も労災補償に比べて不十分な点が多く、見直しを求め、修正案を提出したが否決され、救済法案には反対した。 労災補償の対象にならない周辺住民や従業員の家族等に対する救済措置のための新法制度(医療費、療養手当、葬祭料及び一時金の支給、国・地方・石綿関連企業の負担による基金の設立等)、今後の被害を未然防止するため地方財政法改正、建築基準法改正、大気汚染防止法改正、廃棄物処理法改正。


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9.児童・生徒の安全確保に向け
学校安全対策基本法案を参院に提出

 民主党は2月23日午後、参議院に「学校安全対策基本法案」を提出した。
 法案は広島県で起きた小1女児殺害事件を契機に、子どもの安全対策を急がなければならないとの視点で検討を進めてきたもので、同様の犯罪が続発している現状を踏まえ、民主党が重視する子どもの安全対策の第一弾として策定された。学校の児童・生徒が授業中や通学、課外活動時などの際に犯罪、事故、災害に遭うのを未然に防ぐための対策の推進・実施を国、自治体、学校設置者の「責務」と明記している。
  特に国には安全対策の実施に必要な財政措置も義務づけ、「対策推進に関する基本計画を策定しなければならない」と定め、国・地方自治体・学校設置者等の連携を確保するなかで、計画的に対策を推進するというもの。

 
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10.道警不正問題で質問主意書を提出
回答を拒む内閣

  鉢呂吉雄衆議は2月2日、北海道警察による不正経理問題に関する質問主意書を内閣に提出した。質問の内容は、札幌地検による刑事告発不起訴、道警の内部調査、国費・道費返還原資などに関するものであり、78項目から成っている。
  これに対して、内閣は2月10日に答弁書を同氏に送付。答弁の多くは「差し控える」としており、不正経理問題で生じている疑問に対して、具体的な答弁を避けた。
  お粗末な答弁内容に対して同氏は、改めて質問主意書を提出「答弁を差し控える」とした真意について質すこととしている。 なお同氏は不正経理問題での質問主意書を、過去二度提出している。

◆質問主意書〜国会法74条の規定に基づき、国会会期中に限って国会議員は内閣に対して文書で質問を行うことができる。


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11.『道民の会』が設立一年
活動記録集を発刊

  道警不正経理問題を徹底解明し、信頼回復を求める道民の会(略称:道民の会)は、2月28日に設立一年を記念して、札幌市内で道民集会を開催し、実名証言した原田宏二氏、齋藤邦雄氏、代表委員の市川守弘弁護士、高見進北大大学院教授が講演した。
  昨年の2月28日、市民有志が集まり設立された『道民の会』は、その後700名を超える賛同人が集まり、同会は賛同団体等と協力して署名活動の取り組みや、全道19ヶ所での集会を開催してきた。
  また同会の一年間の活動記録集「警察よ!初心を忘れるなかれ〜信頼回復を求めた365日」を発刊した。


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12.格差問題を論議
「小泉内閣の光と影」プロジェクト


  民主党の「小泉内閣の光と影」プロジェクト(座長‥松本剛明政調会長)は2月10日、第一回目の会議を開催し、小泉政権発足以降の様々な「影」について検討を行うことを確認した。この中で松本座長は、「小泉改革と言われる構造改革の本質と顕在化するものが出てきた」と指摘。政治の基本は現状認識であり、様々な方面から話しを聞き、数字を確認し、現場に行くことの重要性を強調した。
  また、2月17日の第二回目の会議では、所得、生活、雇用、教育、健康格差、地域間格差などについての問題点を整理していくことを確認した。
  民主党北海道も、小泉構造改革によって北海道の中で起きている様々な格差問題の現状を把握するために2月20日、「北海道格差拡大実態調査特別委員会」を設置。第一回目は灯油・燃油の価格調査、第二回目は酪農業の現状とBSEに関する調査を行った。


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13.北海道議会議員 留萌市補欠選挙

  民主党北海道は2月15日、持ち回りによる常任幹事会を開催し、留萌市で行われる道議補欠選挙の候補者を推薦決定した。




候補予定者 本内 義徳(推薦、新人、57歳)

 告示日: 3月17日(金)
 投票日: 3月26日(日)


【もとうち義徳と未来を語り育てる会】
留萌市開運町3丁目
TEL 0164−49−2200 FAX 0164−49−2330


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