| ○ |
知事公約の柱である雇用対策で毎年2万5千人以上の雇用創出するとしたが、目標の半数にも満たない。雇用実態が一向に改善しない原因をどう分析し、対策をとるのか。 |
| ● |
厳しい経済状況が続き失業者数を減少できなかったが、様々な取組みを進めたことで雇用の下支えができた。雇用対策はもとより産業政策の積極的な展開で、新たな雇用の創出・雇用の維持・安定に全力で取り組む。 |
| ○ |
若年層の雇用問題は将来の道内経済・社会保障問題に大きな影響を来たす重要問題だ。 |
| ● |
重要課題との認識で若年無業者やフリーターに対するカウンセリングや就職支援セミナーを実施したほか、関係機関と連携した新卒者の就職促進を図っている。(知事) |
| ● |
企業や関係機関・団体との連携を深めながら、子ども達へのキャリア教育の推進のほか進路相談や就職支援教員の活用等で、高校生の就職を全力で支援する。(教育長) |
| ○ |
正社員の長時間労働問題や、正社員と同等の仕事をするパートや契約・派遣社員が存在するなど不合理な格差が顕著となっていることへの認識と対処策は。労働者保護対策として公契約条例の制定を急ぐべきではないか。 |
| ● |
事業主の法令遵守と正規労働者との均衡処遇を図ることが重要であり、今後も労働局と連携する。条例について、庁内連絡会議にて検討を進めており年度内に取りまとめる。 |
| ○ |
北海道季節労働者雇用対策協議会が出した報告への認識は。 |
| ● |
多くの関係機関参画のもとにまとめたものであり、取組みの拠り所になるもの。 |
| ○ |
報告では工事の年間標準化率を高め通年雇用の重要性が指摘されている。 |
| ● |
国所掌の通年施行推進協議会の取組み促進を働きかけるとともに、国・道・市町村等が合同で課題解決に向けた検討を積極的に進める。 |
| ○ |
通年雇用や工事の年間平準化が進まない実態では、当面対策として冬期雇用援護制度の存続は止むを得ない重要課題だ。制度の更なる延長を国に求めるべき。 |
| ● |
存続・延長は困難だが季節労働者対策は必要であり、オール北海道で国に要請する。 |
| ○ |
政府系金融機関の統合・廃止問題で中小企業に不安が広がっている。融資機能が縮小されるとの懸念にどう対処するのか。道は新たに制度融資を計画しているがこれまでの金融支援は条件が厳しいなど利用しづらいとの声が根強い。こうした課題がどう改善されるのか、既存制度の利用促進への考え方は。 |
| ● |
統廃合後も引き続き中小企業向け金融機能は残ると承知。「たんぽぽ資金」は無担保・第三者保証人不要等利便性に配慮。既存資金は不断の見直しで円滑な資金供給に努める。 |
| (13)WTO交渉の対応について |
| ○ |
交渉の重要性・理解を道民に伝え、オール北海道として国に対策強化を求めるべきだ。在札米総領事等に対する北海道提案への理解を求める取組みも必要。 |
| ● |
予断を許さない状況であり、道民理解の高まりとあわせ北海道農業・農村連絡会議と共に国への要請活動を行なった。国に対し粘り強い交渉を強く求めると共に在札外国公館対する働きかけも検討する。 |
| (14)第3期農業・農村振興推進計画について |
| ○ |
実作付面積109haに対し計画は113万haの設定だが、耕作放棄・不作付地が4万haに増加する状況でどう対策を講じるのか。27年度には農家戸数が40%減少するとの予測のなか牛肉生産2.5倍との計画だが、耕種経営の大幅な規模拡大が必然であり達成する条件が整うと考えるのか。 |
| ● |
効果的な農地利用の推進や担い手の育成・確保、畜産経営の育成などの施策を進め目標達成に努める。牛肉生産達成に向け既存肥育農家の規模拡大や繁殖農家の肥育促進、稲作・畑作・軽種馬経営等の肉牛複合化等による繁殖雌牛増頭に積極的に取組む。 |
| ○ |
家族経営の限界を超える長時間労働や労働力不足を抱える中での生乳25%の増産計画だ、達成可能か。規模拡大や効率主義・増産追求路線ではなく、環境を重視した安全・安心な食糧生産を基本とした低コストでゆとりある経営に転換する施策を示すべきだ。 |
| ● |
家畜排せつ物の適正な処理・利用と経営支援システムの育成や需要拡大の課題解決で、実現可能と設定。環境と調和した持続的発展可能な低コストの資源循環型酪農、人・家畜・環境に優しい生産構造、安心・安全で良質な畜産物の安定供給が基本的推進方向。 |
| (15)米国産牛肉の輸入問題について |
| ○ |
米国のBSE対策は全くズサンであり、確認責任を果たさなかった政府も同罪だ。食の安全・安心よりも米国への配慮を優先した政府の責任こそ問うべきだがどうか。輸入再開であたっては食品安全委員会での前提条件なしの再審議を求めるべきだ。 |
| ● |
リスク管理する国の責任で輸出プログラムの遵守を担保すべきであり、事件は誠に遺憾。国が責任を持って、米国に対し食の安全・安心の確保を最大限努力してほしい。 |
| (16)医療対策について |
| ○ |
医師確保対策の実効がなかなか上がらない。都道府県の権限拡大など国の新たな動向を見据えた対策の強化を図るべきだ。 |
| ● |
総合医育成支援事業や札医大からの派遣枠拡大、女性医師ドクターバンクの創設等で、地域医療の充実・確保を図る。 |
| ○ |
札幌医大の独立行政法人は医師確保を担うべき役割が低下するとの不安が地域にある。 |
| ● |
道が定める業務運営指針に地域医療支援の充実を含めるなど、引き続き連携を図る。 |
| ○ |
医師や医療スタッフの安定的確保の観点から、道立病院の運営形態について根本的な見直しが必要だ。 |
| ● |
20年度からの新たな計画策定に当たり、医育大学や医療団体、自治体等の意見を反映するとしており、安定的確保についても幅広く検討する。 |
| ○ |
重度身障者や乳幼児等を対象とする道単独医療給付事業の見直し実施前に、対象者とのコンセンサスをどうとったか。見直しに伴うフォローアップ対策は。 |
| ● |
団体代表者に直接理解を求めた。各支庁圏域ごと相談支援センターの整備するほか、医療的ケア等支援事業の実施で社会全体で支える仕組みづくりに努める。 |
| ○ |
重度心身障害者医療給付事業の調査結果への認識と今後の対策は。 |
| ● |
入院40200円、通院12000円の自己負担月額上限に達した方1664人を対象とした調査の結果、一人当たり負担額は月額27824円。医療給付事業の安定的運営を図るため一定程度の負担をお願いしているが、今後も意見交換をしながら支援の充実に取組みたい。 |
| (17)アスベスト対策について |
| ○ |
道の指導する立場から、市町村や民間への除去等の対策費用に対する支援が必要だ。 |
| ● |
公共性の高い施設や多数の利用者がある建築物に対し補助制度の拡充や融資など支援策を講じた。地方公共団体所有施設には特別交付金や地方債の活用等を通じて、財政支援を行なう。 |
| ○ |
道はアスベスト台帳を作成しているが、率先して情報の提供・公開に取組むべきだ。 |
| ● |
基本的には施設管理者が判断すべきと考えるが、吹き付けアスベスト等の飛散防止措置を講ずるよう指導したにもかかわらず従わない場合は公表する。 |
| ○ |
新法は救済基金の枠組みを国・関連企業のみならず都道府県を含んで構築するとしている。責任所在が整理・明確化されていない中で、負担の妥当性を認めるべきではない。 |
| ● |
国の責任において対処すべきであり、地方負担を求めないよう要望してきた。 |
| (18)北海道国民保護計画について |
| ○ |
万一の有事の場合、国民保護措置等の実施にあたっては基本的人権や表現・報道の自由が尊重されるべきだが見解は。道民と業務従事者の安全をどう確保するのか。 |
| ● |
国民の自由と権利の尊重や道民・業務に従事する者の安全確保は当然であり、基本方針や安全確保措置として盛り込む。 |
| ○ |
今後進められる市町村レベルでの計画策定作業に、道の的確な指導と連携が必要だ。 |
| ● |
市町村モデル計画の作成や道と市町村の計画が北海道全体として整合性が取れるよう留意し、万が一の事態が発生した場合は的確かつ迅速に目的が果たせるよう取組む。 |
| (19)米軍再編等米軍との関係について |
| ○ |
F15戦闘機の移転訓練について千歳市や苫小牧市などは移転反対を明確にしているが、訓練移転に対する知事の所見は。 |
| ● |
沖縄の負担軽減ということでは理解するが、既に矢臼別演習場での実弾射撃訓練の分散・実施の受け入れで負担軽減を担っており、難しい問題である。 |
| (20)教育課題について |
| ○ |
これまでの「基本方針と見通し」に代わる新たな「高校教育の指針」素案を公表したが、策定にあたっての教育長の基本的な考え方は。 |
| ● |
時代の要請に応える教育のあるべき姿と配置のあり方についての検討会議を設置、答申を踏まえて、個性や能力を生かした心豊かでたくましく生きる、社会変化に柔軟に対応できる、明日を支え産業を担う人材育成を進める基本的考えで策定した。 |
| ○ |
高校配置素案で1学年3学級以下校について再編整備を原則としているが、機械的の行なうべきでない。産業キャンパス、地域キャンパスの取組みを積極的に進めるなど、地域実情や声を十分受け止めて検討すべきだ。 |
| ● |
具体的な高校配置の考えの取りまとめに当たっては、地域の意見も十分聞く。 |
| ○ |
教職員の評価制度は、無用な競争意識や相互不信による協力・協働体制の崩壊、管理統制や多忙化など、学校現場が混乱する危惧がある。 |
| ● |
教員の資質向上を目的とする制度の趣旨を十分周知するとともに、評価者が制度を理解し適切な指導・助言が行なえるよう研修を実施するなどして円滑な導入に努める。 |
| ○ |
少人数学級の教育効果が高いことが実証されており、全学年で実施すべきだ。 |
| ● |
これまでの小学校1・2学年に加え新年度から中学校1学年で導入するが、更なる拡大は国の計画見送りや道の財政状況から難しい。 |
| (21)公安問題について |
| ○ |
捜査用報償費の予算案は前年度比32.2%増と問題発覚直後の水準に戻ったが、道民感情に相容れない部分がある。適正かつ効果的予算執行に向けた本部長の見解と、本年の警察活動の重点は。 |
| ● |
公安委員会の指導や財務アドバイザーの助言、会計業務管理や職務倫理教養強化で再発防止の徹底を図っており、限られた予算の最大限効果的な活用で職員一丸となって安全・安心の実現に全力で当たる。犯罪抑制総合対策、重要犯罪・組織犯罪の徹底検挙、交通死亡事故抑止対策、突発重大事案対策を重点目標に掲げ、総力を最大限発揮する。 |
| ○ |
大量退職者時代はベテラン捜査員や実働人員の減員等で、一時的な組織弱体化が危惧される。加えて時代が激変する中で、組織体制は昭和59年以来のままだ。所管区域や配置、業務のあり方など体制のあり方の検討・見直しが必要ではないか。 |
| ● |
160人増員となるが、広大な面積に加え警察官1人当たり負担人口を全国平均にすると940人不足している。これまで資質・能力の向上や合理化、業務の効率的運用を図ってきているが、今後も適正な配置等について引き続き検討する。 |
<再質問> |
| (1)道政運営への認識について |
| ○ |
格差の拡大、二極化への道民の不安や不満が広がっている。実態への認識・対処策は。 |
| ● |
経済雇用情勢の回復が全国に比べ遅れている状況の中、各種経済指数では全国との差が生じ低所得者層の増加も見られる。本道の経済再建を図るためしっかりリーダーシップを発揮し力強い産業構造の確立や地域経済の活性化に取組む。 |
| ○ |
知事ならではと誇れるオリジナル政策は何があるのか、評価される政策を明示せよ。 |
| ● |
全国に先駆けた「子ども未来づくり条例」や「食の安心安全条例」、一村一雇用おこし事業や道産食品独自認証制度と花観光、ブックスタート運動や熟年ドクターバンクと移住促進事業など、独自政策を展開。これにより就任前の完全失業率8.1%から5.9%、外国人観光客数が28万人から43万人、二次医療圏全てに小児緊急医療体制の整備が進んだ。 |
| ○ |
知事公約プランの、特に重点的に取組む政策とその達成目標は。 |
| ● |
105本すべての政策に着手・着実な推進に取組んでおり、18年度は食と観光のブランドづくりやものづくり産業の集積、社会全体による子育て支援の充実、子どもの安全確保や地域医療の充実による暮らしの安全対策等を重点的に進める。 |
| (2)新年度予算及び道行財政の見直しについて |
| ○ |
財政見通しは極めて曖昧・脆弱だ。19年度の地方交付税確保すら不安な中で、20年度以降の収支均衡が図れるとする根拠は。 |
| ● |
地方財政対策の動向など変動要因があるものの、新たな行財政対策の取組みに基づく財政効果、歳出平準化対策や行革推進債の活用で、収支均衡が大筋で図れると考える。 |
| ○ |
行革大綱は市町村や道民のコンセンサスが十分得られているとは言い難い。知事が就任要請した3人の行革顧問の意見に止まり、今後の推進管理に際して体制や意見反映のあり方も不明確だ。 |
| ● |
取組みを実効あるものとするため、新たに経済団体や行政関係者の参画など幅広く意見を聞き、全庁一丸となって着実に取組む。 |
| ○ |
条件不利地域や社会的弱者への配慮こそが行政の役割だ。道民や市町村への負担転嫁への認識は。 |
| ● |
道民に一定の痛みと負担を頼むが、赤字再建団体の転落回避と持続可能な行財政構造の確立が責務と考え、前向きな改革となるよう取組む決意。 |
| ○ |
財政事情優先による短絡的手法での民間移行は、更なる雇用の劣化・悪循環の引き金になりかねない。それを「新たなビジネスチャンス」と言う知事の真意は。 |
| ● |
民間ノウハウを活用したきめ細かなサービス提供のほか、新たなビジネスチャンス、雇用の拡大に繋がる改革を進めるもの。 |
| ○ |
第2期三位一体改革や竹中懇談会に対処していく、道内自治体の意志結集・合意形成の取り組みは不十分。知事の認識と対処策は。 |
| ● |
道内市町村はもとより地方六団体と連携して真の地方分権改革として進むよう、また交付税総額の安定的確保に向け全力で取り組む。 |