10月2日
第2回定例道議会〜林大記議員(札幌市南区)の一般質問



(1) 個人情報の保護について 林大記議員の写真
(2) 介護保険について
(3) 第6回DPI世界会議札幌大会について
(4) 北海道におけるフロン類対策について
は質問者発言、は答弁者発言>


(1)個人情報の保護について
住民票コードが、世帯ごとに郵便で通知されたが、夫の暴力から緊急避難している女性や、一時的に他の地域に暮らしている家族がいるなど、家族の実態を踏まえていない扱いがされた。個人情報の保護という観点が配慮されていない。
送付単位は、市町村判断でできることになっており、秘密の保持に十分配慮し通知されたと承知している。また、本人の請求があれば、住民コードの変更が可能であり、個人情報の保護がより図られるようになっている。
道外で住基ネット離脱を表明した自治体、道内では「重大な問題が発生したら離脱する」という条件付で参加した自治体があるが、対応方針は。
市町村の不安や懸念の内容等を十分聞き、関係機関とも協議の上、懸念の解消を図りながら、より信頼されるシステムとなるよう努める。
不正アクセスなどにより、個人情報が脅かされる恐れ、あるいは生じた場合の対応は。
緊急時対応計画を策定しており、被害が予想される場合は、指定情報処理機関への通報やセキュリティ会議の招集を行うほか、重大な被害が予想される場合、システムの一時停止を含む緊急措置を講ずるとしている。
電子道庁や電子自治体の推進を図っている道の、情報セキュリティに対する認識と取り組みは。
情報管理の責任体制の明確化や職員モラルの確立などを内容とする「情報セキュリティポリシー」を年内に策定し、情報管理に万全を期すとともに、市町村に対し必要な助言や情報・ノウハウを積極的に提供する。

(2)介護保険について
保険料が高額となる要因と、道の対応は。
サービス利用の増加、施設サービスの利用者が増えること、財政安定化基金への償還を見込んでいることなどが考えられ、特に小規模保険者では大きな影響が考えられる。市町村へは住民理解を得ることや均衡がとれたサービス体制の整備を働きかけており、償還期限の延長について、国に働きかける。
広域化に対する認識と、小規模保険者が広域的取り組みに円滑に参加できる支援が必要ではないか。
広域化は、制度を安定的に運営する上で、有効な方策であると考え、情報提供や連絡調整に努めるなど促進を図っており、財政支援について、引き続き国に要望を行う。

(3)第6回DPI世界会議札幌大会について
会場周辺や交通機関のバリアフリー化の進捗状況と、会議運営の準備状況と道の支援は。
会場周辺の誘導ブロックの設置や歩道整備、新千歳空港やJR駅、地下鉄駅のエレベーター増設のほか、ノンステップバスの導入やホテルの段差解消などの改善が行われており、会議の運営に必要な財源やボランティアについても確保が見込まれている。道は、経費助成のほか、職員の派遣、PRや関係機関への協力要請など行っており、引き続き必要な支援に努める。
大会の成果を、障害者福祉行政に反映させていくべきである。
ノーマライゼーション社会とバリアフリー社会の実現は、道民全体の目標であり、このたびの経験と成果は、道政の中で生かしてまいりたい。

(4)北海道におけるフロン類対策について
フロン類の使用実態と、その破壊状況は。
カーエアコンの例で、平成12年度末で、道内約340万台の車のエアコンに約1200トンが使用されていると推定され、破壊状況は、11年度以降、28トン、34トン、48トンと処理量も増加している。
カーエアコンにおけるCFC12の使用実態と、法的措置は。
CFC12を使用する道内のカーエアコン登載車は、平成5年以前に生産された車を中心に、約100万台・340トンと推定され、排出抑制については、業者の知事への登録の義務付けやユーザーの自動車フロン券購入が義務付けられている。
これまでのフロン類に対する環境保全対策と今後の取組みは。
早期の回収・破壊の推進と、再利用の自粛を関係団体に要請しており、さらに指導を強化するなど、地球環境の保全が図られるよう適切に対処する。